2022年春季(第183回)

第183回予告セッションテーマ

ここにおける提案者は、講演大会において当該セッションの座長および副座長に指名されますので、ご了承ください。

1. 高温プロセス分野「コークス技術者若手セッション」(申込コード:1900)
提案者:丸岡政章(JFE)他
コークス製造技術、研究成果のトピックスを紹介し、企業および研究の若手技術者の技術交流と研鑚を目的とする。
2.サステナブルシステム分野「製鉄プロセスに係わる資源・エネルギー・環境問題の解決に貢献可能なグリーンエネルギー技術の最前線」(申込コード:8600)
提案者:坪内直人(北大)、丸岡大佑(東北大)
日本の鉄鋼業は、新興国での粗鋼生産量の増加にともなう良質な製鉄原燃料の枯渇と価格高騰が強く懸念されており、また、国内一次エネルギーの約10%を消費、約5%を排熱として放出させ、さらに、産業部門の中で最大のCO2排出業種であり、その量は総CO2排出量の約15%を占める。つまり、我が国の鉄鋼業は資源・エネルギー・環境の3問題に直面していると言える。本予告セッションでは、炭素資源の高度利用、水素などの新エネルギーの利用・貯蔵、熱・エネルギーの再利用などのグリーンエネルギー技術に関する研究・開発について幅広く発表を募集し、その3問題の解決のための方策について議論する。
3. 創形創質工学分野「高品質・高機能棒線の製造技術」(申込コード:5940)
提案者:小森和武(大同大)、 滝康寿(神戸製鋼所)
自動車や機械などに使われる棒線材の品質や機能への要求は年々厳しくなっている。本セッションでは棒線材における、機械的性質、表面性状、寸法精度の向上技術、材質予測技術あるいは新製造技術に関する討論を行い、今後の技術動向を探る。