第179回春季講演大会
学生ポスターセッション
多くの学生に講演大会参加と発表の機会を提供するため、学生ポスターセッションを行います。学生の皆さんの新鮮な研究成果に触れ、熱意ある討論を交え、次代の担い手に励ましを送りましょう。
なお、発表者の中から優秀賞等を選出し、その結果を当日夕方に開催するISIJビアパーティ席上で発表し、賞品を贈呈します。多数の方々の参加をお待ちしております。
- 日時:
- 2020年3月18日(水) 12:00~16:00(15:00~16:00は展示のみ)
- 場所:
- 東京工業大学 大岡山キャンパス 東工大蔵前会館1階
http://www.somuka.titech.ac.jp/ttf/access/index.html
- 第179回春季講演大会 学生ポスターセッション発表応募案内
当会では、多くの学生に春秋の講演大会での発表の機会を提供するために、学生ポスターセッションを開催しています。
学生の方々が、研究途上の結果でも気軽に話題として発表されるよう希望します。実施要領は以下の通りです。- 学生ポスターセッション発表資格:
発表者は、会員・非会員を問わず学生(大学・大学院・短期大学・高等専門学校あるいはそれに準ずる学校)に限ります。 - 学生ポスターセッション申込方法:
学生ポスターセッションで発表を希望される学生は、「講演申込み」ページから「学生ポスターセッション発表申込み」ボタンを押して、申込画面にアクセスしてください(外部のサイトへ移動します)。申込締切は、2020年1月8日(水)17:00 です。申込締切後、約2週間後にこのページに学生ポスターセッション発表番号を掲載しますのでご確認下さい。(資料1:発表者一覧)※申込み手順や修正方法は、一般講演の申込・発表要領と同様ですので参照して下さい。
※題目や著者、所属などプログラムに掲載される情報は必ず講演原稿PDFと合致するよう登録願います。 - 学生ポスターセッション発表内容について:
発表内容の限定はなく、未完成の生データでも結構です。発表の可否に関する審査は行いません。 - 学生ポスターセッションプログラムへの掲載について:
所定の申込方法によって申込締切日までに申し込まれた発表タイトルは、プログラム作成日程の都合上、全てプログラムに掲載されます。発表を取り下げる場合も、プログラムからの削除はできませんので、ご了承下さい。 - 学生ポスターセッションアブストラクトの作成・提出方法について:(資料2:PDFによる概要提出要項、資料3:概要書式見本)
発表内容のオリジナリティ保護のため、アブストラクト(PDF)を作成して下さい。提出期限は2020年1月8日(水)17:00です。
学生ポスターセッション講演申込画面から「PDF原稿送信」を選び、申込み時に発行された受付番号とパスワードを使って原稿を送信してください(詳細な手順は一般講演の申込・発表要領と同様ですので参照してください)。
提出いただきました原稿は第179回春季講演大会講演概要集「材料とプロセス(CD-ROM)」Vol.33(2020)No.1に掲載いたします。
なお、指導教官が非会員の場合は掲載されませんので、指導教官の方は必ずご入会下さい。 - 学生ポスターセッション展示について:(資料4:ポスター準備の手引きと当日のスケジュール)
ポスター1発表ごとに、パネル1枚を準備します。展示・発表は大会2日目(3月18日(水))午後を予定しております。引き続き、同日夕刻に開催大学内で開かれるISIJビアパーティに無料でご参加いただけます。 - 学生ポスターセッション表彰について:
審査員の投票により優秀ポスターを選出の上、ISIJビアパーティ席上で発表し賞品を贈呈する予定です。優秀と認められたポスターを、努力賞、優秀賞、最優秀賞、として表彰し、最優秀賞受賞者(1名)には、記念品贈呈、及び会報「ふぇらむ」に研究テーマ紹介記事をご執筆いただきます。 - 学生ポスターセッション参加賞について:(資料5:日本鉄鋼協会入会手続きの件)
発表者が非会員の場合1年間の学生会員資格を、すでに学生会員の場合別途参加賞を進呈いたします。
一般講演、予告セッション、共同セッション、討論会、国際セッションを聴講するには、学生会員としての講演大会参加費3,000円が必要です。 - 学生ポスターセッション発表について:
- PCはあくまで、補助資料としての使用のみ許可します。なお、PCを使用されます場合は、必ず内蔵バッテリーをご利用下さい。
- 発表者が病欠等の場合、申し出があれば代理発表は可能です。また、ポスターのみの掲示も可能です(アブストラクトも第179回春季講演大会講演概要集「材料とプロセス(CD-ROM)」Vol.33(2020)No.1に掲載されます)。
但し、受賞対象とはなりませんので、その旨ご了承下さい。
- 申込・問合せ先:
- 日本鉄鋼協会 学生ポスターセッション担当:栗山
TEL.03-3669-5933
- 学生ポスターセッション発表資格:
- 第179回春季講演大会中止に伴う、学生ポスターセッションの審査及びポスター提出に関するご連絡
第179回春季講演大会は中止することに致しましたが、学生ポスターセッションに関しましては、会場での発表は取り止め、書面審査を行うことに致しました。
スケジュール、提出要領等は次の通りです。良く確認をして、準備や手続きをお願い致します。- スケジュール
3月10日~17日中 ※厳守※ : ポスター提出 (PDFファイルを受付サイトにアップロードする。)
3月25日~31日 : ポスター審査
4月10日頃 : 受賞者発表(本会ホームページに掲載及び受賞者へメール連絡)
4月中旬以降 : アブストラクト集及び表彰状等送付 - ポスター提出要領、等
下記URLより、ポスター原稿の提出、及び連絡先の修正をして下さい。
https://www.gakkai-web.net/isij/poster/
※「登録番号」と「パスワード」は発表申込時のものと同様です。①ポスター原稿はA3~A0サイズで10MB以内のPDFとします。
期限(3/17)までに原稿の提出がなかった場合は、辞退とみなします。②アブストラクト集の送付や受賞のご連絡等は4月以降になります。
ご登録いただいている連絡先を4月以降に連絡が可能な連絡先に修正登録で上書きをして送信して下さい。(変更がない場合は必要ありません。)
- スケジュール
- 資料(PDF形式)
第179回 春季大会学生ポスターセッション報告
第179回春季講演大会(2020年3月17~19日、於:東京工業大学大岡山キャンパス)は、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染が拡大している現状を踏まえ、中止致しました。学生ポスターについては、講演大会会場での発表を取り止め、書面審査を行いました。国内外26大学・高等専門学校より応募のあった合計61件のポスターの審査を行い、講演大会協議会において内容が特に優れているポスターを選出し、奨励賞を授与いたします。結果は次のとおりです。
賞名 | 講演No | 発表者 | 学校 | 年次 | 題目 |
---|---|---|---|---|---|
奨励 | PS-26 | 伊藤 裕也 | 名古屋大学 | 修士1 | レーザ積層造形により作製されたマルエージング鋼造形体のオーステナイト逆変態挙動 |
奨励 | PS-59 | 小田 恭平 | 東京海洋大学 | 修士1 | ESI-MSを用いた極微量の溶存2価鉄の定量方法の開発 |
奨励 | PS-29 | 加藤 徹也 | 横浜国立大学 | 学士4 | 高Cr-Niオーステナイト系ステンレス鋼部分再結晶材の77 K疲労変形挙動 |
奨励 | PS-60 | 門脇 優人 | 宇都宮大学 | 修士1 | 鉄鉱石中の全鉄定量に用いられる二クロム酸カリウム滴定法における予備還元操作の検討 |
奨励 | PS-9 | Gamutan Jonah | 東北大学 | 博士3 | Composition and Morphology of Si-Mn-Ti Deoxidation Products in Steel at 1550°C and at the Solid-Liquid Metal Phase Coexistence Temperature |
奨励 | PS-19 | 川久保 拓海 | 大阪大学 | 修士2 | 摩擦攪拌接合を想定した高P耐候性鋼の靭性評価 |
奨励 | PS-37 | 佐藤 優太 | 豊橋技術科学大学 | 修士1 | 強ひずみ加工したSUS316LNの水素脆化に及ぼす微細組織の影響 |
奨励 | PS-39 | 田鎖 悠一 | 京都大学 | 修士1 | 粒径の異なるDual-Phase鋼における変形・破壊挙動の解明 |
奨励 | PS-40 | 竹之内 優志 | 九州大学 | 修士1 | リラクセーション試験によるFe-18%Niマルテンサイト鋼の可動転位の評価 |
奨励 | PS-62 | 中川 康太朗 | 茨城大学 | 修士1 | Bailey-Hirschの式における転位強化係数に対する結晶粒径の影響 |
奨励 | PS-46 | 原 一貴 | 東北大学 | 修士1 | Fe-0.3N鋼のベイナイト変態に及ぼすMn添加の影響 |
奨励 | PS-4 | 平井 東 | 東北大学 | 修士1 | コークス破壊と発生粉を考慮した充填構造内部の気相流動解析 |
奨励 | PS-21 | 福良 篤司 | 大阪大学 | 修士1 | 複雑断面形状の接合を可能にする垂直振動線形摩擦接合とその継手特性 |
奨励 | PS-5 | 藤澤 彩夕 | 京都大学 | 修士1 | 高清浄度クロム鋼溶製に向けたスピネル系介在物の成分活量と溶体モデル |
奨励 | PS-6 | 藤村 志帆 | 立命館大学 | 修士2 | Siスラッジを用いた鉄鋼スラグからのリン製造プロセス |
奨励 | PS-17 | 堀江 空太 | 東京大学 | 学士4 | 地域の経済発展の違いを考慮した鉄鋼材中のCu濃度の将来推計モデルの構築 |
奨励 | PS-48 | 本多 康平 | 名古屋工業大学 | 修士1 | Fe-Ni-Alにおける粒界B2粒子がマルテンサイト組織に及ぼす影響 |
奨励 | PS-63 | 桝添 優希 | 東京都市大学 | 修士2 | 窒化鉄からのアンモニア生成における温度依存性と炭酸塩の添加効果 |
奨励 | PS-52 | 松江 博文 | 東京工業大学 | 学士4 | TiAl基四元系合金におけるβ/α/α2相間の相平衡に及ぼす固溶酸素の影響 |
奨励 | PS-7 | 山内 遼平 | 京都大学 | 学士4 | CaO-SiO2-Cr2O3系スラグ中の成分活量の測定 |
奨励 | PS-54 | 横谷 圭亮 | 東京工業大学 | 修士2 | 単結晶純鉄の塑性変形特性および静的再結晶機構の検討 |
奨励 | PS-55 | 和田 侑樹 | 東京工業大学 | 修士1 | 準安定オーステナイト系ステンレス鋼のγ–ε–α’マルテンサイト変態における内部応力発達 |