2050年エネルギー変革に向けた耐熱金属材料の信頼性評価 フォーラム
「耐熱金属材料における従来課題とフォーラム活動進捗」
(Long-standing issues in heat resistant metallic materials and the progress of the forum activity)
シンポジウム開催案内

 耐熱鋼・耐熱合金は、高温化・長寿命化に向けた長年の研究・開発の成果により、火力発電等の熱機関の高効率化・低炭素化にこれまで貢献してきた。一方、最近では、2050年脱炭素化に向けた世界的な動きを受け、水素・アンモニア等の新たな燃料環境における耐熱材料の耐久性や変動性再生可能エネルギーの出力調整のための火力発電の高負荷変動運用における耐熱部材の信頼性等の新たな懸念が生じている。このような背景のもと、当フォーラムでは、耐熱材料の従来課題の議論に加え、2050年脱炭素化に向けて取り組むべき課題(クリープ疲労・経年劣化及び高温水素環境下での材質劣化)の調査・議論を目的とした活動を行っている。本シンポジウムでは、耐熱金属材料における現状課題に関する講演を依頼するとともに、本フォーラムで取り組む調査課題の進捗状況について発表する。

日時: 2025年3月9日(日)15:00~17:30
場所: 東京都立大学 南大沢キャンパス
1号館2階 203教室(第189回春季講演大会 会場7)
〒192-0397 東京都八王子市南大沢1-1
京王相模原線「南大沢」駅 改札口から徒歩約5~10分
資料: 配布資料なし
参加費: 無料
申込方法:

当日申込

【シンポジウムのみに参加される方】

講演大会当日、大会受付にてお申込みください。(今回からWEB申込は不要です)

【講演大会に参加される方】

別途、参加登録が必要です。講演大会参加方法 をご確認いただき、期間内にお申込みください。

プログラム:

15:00-15:10 趣旨説明
小林 覚(東京科学大学)
15:10-15:50 「Super 304H鋼の長時間組織変化および応力の影響」
徳永隼人(電力中央研究所)
15:50-16:30 「高効率ボイラ用高強度鋼のクリープ寿命評価」
塩田佳紀(IHI)
16:30-16:40 休憩
16:40-17:00 「フォーラム活動進捗報告及び討論①」
光原昌寿(九州大学)、張 聖徳(電力中央研究所)
17:00-17:30 「フォーラム活動進捗報告及び討論②」
小林 覚(東京科学大学)
問合せ先:

東京科学大学 小林 覚
E-Mail:kobayashi.s.be@m.titech.ac.jp