講座の視点:
日本のチタンの生産は、好不況の波はあるものの、ここ10年程の間は全体的に見て右肩上がりに順調に推移してきた。近年の民間航空機需要の回復、自動車用途の拡大、中国向け輸出の急増などで2007年のチタン展伸材の生産量は19,087トンにまで急激に増加した。史上最高の生産量である。また最近の国内外のチタン合金開発及び製造プロセス開発を巡っては、特にユビキタス化、低コスト化をキーワードに新しい展開が図られている。本講座は、最初に、ユビキタス時代に向けたチタンの元素戦略について概説する。次に日本及び世界のチタン材料の生産動向、チタンの製錬、溶解、成型技術に係わる新しい展開を講演し、最後に、国内外のチタン及びチタン合金の新しい用途展開について講演する。 |
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1.期日:
| 2009年10月9日(金) 9:30~17:15 |
2.場所: | 東京電機大学 7号館1階丹羽ホール (東京都千代田区神田錦町2-2 TEL.03-5280-3405(代)) |
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3.プログラム: | ※講演の概要はこちら。 |
9:30~10:30 | ユビキタス時代に向けたチタンの元素戦略 |
| 東北大学金属研究所生体材料学研究部門教授 新家光雄 |
10:30~11:30 | 日本及び世界のチタン材料の生産動向 |
| 社団法人日本チタン協会コンサルタント 秋山俊一郎 |
11:30~12:15 | チタン製錬、溶解技術の新しい展開 |
| 東邦チタニウム(株)常務執行役員技術開発本部長 深澤英一 |
13:15~14:00 | チタン成型技術の新しい展開 |
| (株)神戸製鋼所チタン技術部担当部長 石外伸也 |
14:00~14:45 | 新しい用途展開(Ⅰ)航空宇宙用途 |
| 九州工業大学先端エコフィッティング技術研究開発センター教授 萩原益夫 |
15:00~15:45 | 新しい用途展開(Ⅱ)自動車用途 |
| 新日本製鐵(株)チタン事業部部長 小田高士 |
15:45~16:30 | 新しい用途展開(Ⅲ)福祉機器、日用品、建材用途 |
| 関西大学化学生命工学部化学・物質工学科教授 池田勝彦 |
16:30~17:15 | 新しい用途展開(Ⅳ)生体・医療用途 |
| 東北大学大学院工学研究科材料システム工学専攻医用材料工学分野教授 成島尚之 |
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4.事前申込み: | 不要 |
5.参加費(税込み):
会員 8,000円(含協賛団体個人会員)、一般 16,000円、学生 1,000円、学生非会員 2,000円 | ※ | 参加者には講演テキスト1冊を無料でさしあげます。なお、当日入会の申込をし、会費と入会金(正会員10,700円、準会員4,900円、学生会員3,000円)をお支払いいただいた方は、会員参加費または学生会員参加費で参加できます。 | ※ | 会員割引は個人の会員のみ有効です。受付で本会あるいは協賛団会の会員証をご提示下さい。 | ★ | テキストは、講座終了後(2009年10月12日以降)残部がある場合、会員8,000円、一般16,000円で販売いたします。 テキスト購入のお申込みは、本会の販売委託先である海外新聞普及(株)へ直接ご連絡下さい。 海外新聞普及(株) 連絡先:TEL.03-5476-8108 FAX.03-5476-5860 E-mail:subsales@ocs.co.jp 〒108-8701 東京都港区芝浦2-9-13 |
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