講座の視点:
昭和43年8月に“鉄鋼精錬の基礎”をテーマとして第一回の西山記念技術講座が開催された。爾来、我が国鉄鋼業のあらゆる技術分野にわたって“技術”と“学術”の両面からその進歩の歴史が講座テキストとして集大成され、若手鉄鋼技術者・研究者のみならず鉄鋼工学を志す学生の最良の教科書として広く活用された。 本講座が40年の節目を迎えることが出来たのは、鉄鋼工学の基盤を成すあらゆる分野において、大学・研究機関などによる科学的説明が加えられたことにより、その学術的価値が認められたことに他ならない。 そこで198・199回特別企画として、鉄鋼に縁の深い我が国を代表する先生方より、鉄鋼工学の基盤分野における進歩・発展をレビュー頂き、次世代に向けた学術的視点からの展望をお話し頂く。 |
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1.期日・場所: 第199回 2009年10月13日(火) 9:30~17:30 東京 東京電機大学 7号館1階丹羽ホール(東京都千代田区神田錦町2-2 TEL.03-5280-3405(代)) |
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2.プログラム: | ※講演の概要はこちら。 |
司会者:林 幸(東京工業大学) |
9:30~10:30 | 熱力学の適用による製銑プロセスの新しい展開の可能性 |
| 北海道職業能力開発大学校校長(元東北大学) 日野 光兀 |
10:40~11:40 | 鉄鋼における凝固現象の基礎 |
| 東京大学大学院工学系研究科マテリアル工学専攻教授 鈴木 俊夫 |
司会者:土山 聡宏(九州大学) |
12:50~13:50 | 強化機構の基礎理解 |
| 東京工業大学大学院総合理工学研究科材料物理科学専攻教授 加藤 雅治 |
14:00~15:00 | 鉄鋼板圧延の現状と展望 |
| 横浜国立大学大学院工学研究院教授 小豆島 明 |
司会者:榎 学(東京大学) |
15:20~16:20 | 鉄鋼材料に関する分析・解析技術の研究展開 |
| 東北大学金属材料研究所分析科学研究部門教授 我妻 和明 |
16:30~17:30 | 材料開発と計算材料科学 |
| 独立行政法人物質・材料研究機構企画調整室長 小野寺 秀博 |
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3.事前申込み: | 不要 |
4.参加費(税込み):
個人会員(含協賛団体個人会員) 6,000円、一般 12,000円、学生会員 1,000円、学生非会員 2,000円 | ※ | 参加者には講演テキスト1冊を無料でさしあげます。なお、当日入会の申込をし、会費と入会金(正会員10,700円、準会員4,900円、学生会員3,000円)をお支払いいただいた方は、個人会員参加費または学生会員参加費で参加できます。 | ※ | 会員割引は個人の会員のみ有効です。受付で本会会員証あるいは協賛学協会の会員証をご提示下さい。 | ★ | テキストは、最終講座終了後(2009年10月14日以降)残部がある場合、会員6,000円、一般12,000円で販売いたします。 テキスト購入のお申込みは、本会の販売委託先である海外新聞普及(株)へ直接ご連絡下さい。 海外新聞普及(株) 連絡先:TEL.03-5476-8108 FAX.03-5476-5860 E-mail:subsales@ocs.co.jp 〒108-8701 東京都港区芝浦2-9-13 |
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