講義・講師一覧 |
講義-1、2 | 熱力学と状態図1、2・・・ |
東北大学多元物質科学研究所助教 植田 滋 |
講義-3 | 高炉の低RAR、低CO2操業・・・ |
住友金属工業(株)総合技術研究所製銑研究開発部主任研究員 宇治澤 優 |
講義-4 | 反応速度論・・・ |
北海道大学エネルギー変換マテリアル研究センター教授 秋山 友宏 |
講義-5 | コークスの製造と高炉内挙動・・・ |
新日本製鐵(株)環境・プロセス研究開発センター製銑研究開発部主幹研究員 野村 誠治 |
講義-6 | 焼結鉱の製造と高炉内挙動・・・ |
新日本製鐵(株)環境・プロセス研究開発センター製銑研究開発部主幹研究員(総括) 中野 正則 |
講義-7 | 製銑プロセスのシミュレーション解析・・・ |
九州大学大学院工学研究院材料工学部門准教授 西岡 浩樹 |
講義-8 | 粉粒体の挙動と高炉装入物分布・・・ |
JFEスチール(株)スチール研究所製銑研究部主任研究員(課長) 佐藤 健 |
講義-9 | 高炉炉下部現象の解明・・・ |
JFEスチール(株)スチール研究所製銑研究部主任研究員 渡壁 史朗 |
講義-10 | 移動速度論・・・ |
秋山 友宏(前掲) |
講義-11 | 新製鉄プロセス・・・ |
(株)神戸製鋼所加古川製鉄所技術研究センター製銑研究開発室主任研究員 宮川 一也 |
講義-12 | 製銑プロセスにおける速度論演習・・・ |
秋山 友宏(前掲) |
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グループ討論について |
テーマ:「日本の製銑プロセスのあるべき姿を考える」
最近の日本の製銑プロセスに対する社会的要求ならびに経済的要求は益々厳しくなってきている。その一つは地球温暖化問題に深く関わるCO2排出削減の具現化に対する要求である。もう一つは、昨年秋のアメリカでの金融危機に端を発した世界的な経済悪化により、現状、鉄鋼需要は低下しているものの、将来的には世界的な鉄鋼需要の伸張の方向性は変わらないと予想され、天然資源が乏しいわが国において、資源対応力強化の視点から、低品位の石炭及び鉄鉱石の利用拡大策が強く求められている。 これらの背景を踏まえ、グループ討論では、現行の製銑プロセスに対して(1)生産量(増産・減産)に応じたCO2排出削減の方策、(2)低品位の石炭及び鉄鉱石の利用拡大の方策に関して討論するとともに、将来の資源動向を念頭に置いた上で、抜本的に炭酸ガス排出量を低下させつつ、生産性も大幅に向上し得る(3)現行プロセスに固執しない製銑プロセスのあり方について、新しい改革案、アイデアをグループごとに自由な議論によって探求するものとする。 |
[事前準備]上記観点から、(1)と(2)の少なくとも一つに関して自身の担当分野(高炉工程、焼結・ペレット工程、コークス工程、その他)の目で考察した資料、及び(3)に関するアイデアの予備検討結果を第1日目に提出すること。 なお、研修中は文献やインターネット情報等の入手が困難であることを前提に、各自で必要と思われる資料は事前に入手、準備の上持参すること。また、事前に通知されるグループ分けをもとに参加者相互で連絡を取り合い、プレゼンテーション用ソフトが入ったパソコンを各グループ2台以上自持参すること。 |
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プログラム |
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