「鉄と鋼」第108巻第8号特集号「高清浄度合金鋼溶製」原稿募集のご案内 (投稿締切日:2021年11月30日)(2020/05/11)

合金鋼は優れた特性を有し、幅広い鉄鋼材料に使用されており、例えばステンレス、耐熱鋼、ハイテン材、工具鋼などが挙げられます。合金鋼を溶製する際の挙動は、普通鋼の溶製と異なることが多く、高清浄度の合金鋼を溶製するためには、精錬工程中の諸現象を理解し、プロセスを制御することが必要です。

しかしながら、普通鋼と比較すると生産量が少なく成分系が複雑となり、共通のプラットフォームを構築しにくいことから、日本鉄鋼協会において研究会活動・討論会活動は、長く行われてきませんでした。そのような状況の中で、「スラグ・介在物制御による高清浄度クロム鋼溶製」研究会(高温プロセス部会)が3年間活動してきました。

本号はその研究会の成果報告はもちろんのこと、高清浄度合金鋼溶製に関する研究成果を取りまとめ、本会や日本およびアジア地域の鉄鋼業を発展させることを目的として企画いたしました。該当分野の原稿を広く募集いたしますので、奮ってご応募ください。


1.スコープ:
高清浄度合金鋼溶製に関する研究論文、寄書、レビューを募ります。

2.投稿締切:
2021年11月30日(火)必着
(締切日を過ぎて投稿された原稿は通常の投稿原稿として受付けます)

3.発行予定:
「鉄と鋼」 Vol. 108,No. 8(2022年8月1日発行)

4.投稿規程、審査方法:
投稿規定は、本会ホームページ掲載の「鉄と鋼」投稿規程執筆要領をご参照ください。
審査は通常の審査方法に準拠します。

5.企画世話人・問合せ先:
三木 貴博  東北大学 大学院工学研究科 准教授
TEL.
022-795-7307、E-mail:miki@material.tohoku.ac.jp

6.原稿送付先:
下記サイトの電子投稿画面からご投稿ください。 
http://mc.manuscriptcentral.com/tetsutohagane

電子投稿の操作に関し、ご不明の点は、本会編集グループにご連絡ください。
(Tel. 03-3669-5933 E-mail: editol@isij.or.jp)