「鉄と鋼」第106巻第8号特集号「未利用熱エネルギーの有効活用」原稿募集のご案内(投稿締切日:2019年11月29日)(2019/04/03)

現在鉄鋼業の未利用熱エネルギー、いわゆる排熱は1次エネルギーの4%程度に相当し、その温度域、形態およびその発生状況も多岐に渡っており、依然として固体顕熱(製品、コークス等)、液体顕熱(スラグ)および気体顕熱(COG、LDG等)が未利用熱として存在し、その適当な回収方法が無いことや既存の水蒸気発生では温度低下を引き起こし大きなエクセルギー損失を伴うことが問題となります。これら未利用熱の有効活用は、その温度域に近い熱需要で再生利用することが最も熱力学的に優れていることは自明で、所望の温度域で熱回収できる潜熱蓄熱技術や化学蓄熱技術は魅力的です。これらに関する研究会「未利用熱エネルギーの有効活用」が平成28年度より発足、その要素技術である蓄熱技術と熱交換・熱輸送技術に関わる研究活動を進めてきました。
今回、本研究会の研究成果、および、これに関連する研究成果を、鉄鋼協会の会員各位、一般読者に纏まった形で知って頂くことを目的として、本分野に関連する特集号を企画いたしました。原稿を一般からも広く募集いたしますので、奮ってご応募下さい。

1.投稿締切:
2019年11月29日(金)必着
(締切日を過ぎて投稿された原稿は通常の投稿原稿として受付けます)

2.発刊予定:
「鉄と鋼」Vol.106, No.8(2020年8月1日発刊)

3.投稿規定、審査方法:
投稿規定は、本会ホームページ掲載の「鉄と鋼」投稿規程執筆要領をご参照ください。
審査は通常の審査方法に準拠します。

4.企画世話人・問合せ先:
沖中憲之 北海道大学 大学院 工学研究院 准教授
TEL. 011-706-6818 E-mail: oki@eng.hokudai.ac.jp

5.原稿送付先:
下記サイトの電子投稿画面からご投稿ください。
http://mc.manuscriptcentral.com/tetsutohagane

電子投稿の操作に関しご不明の点は、本会編集グループにご連絡ください。
(TEL. 03-3669-5933   E-mail: editol@isij.or.jp)

以上