会報「ふぇらむ」、和文誌「鉄と鋼」の合本化検討報告(2011/06/07)
会報・論文誌合同WG
リーダー 加藤雅治
リーダー 加藤雅治
会報「ふぇらむ」、論文誌「鉄と鋼」の合本につきまして、昨年12月に実施致しました会員アンケート結果をふまえ、本WGで検討の結果、下記の結論を得ました。この結論は第8回理事会(2007年2月6日)にて承認され、具体的な合本の検討に入ることとなりました。下記に主な検討結果と結論を報告致します。
1.会報誌論文誌合同WG(平成18年10月~)における検討
「ふぇらむ」創刊時の精神を継承することを確認し、下記の合本化基本方針を決めた。
(1)「ふぇらむ」と「鉄と鋼」の編集方針はそのまま維持し、掲載ジャンルを整理して合本とする。
(2)合本誌は会員全員に無料で配布する。
(3)本の表紙は「ふぇらむ」と「鉄と鋼」の併記とし、両誌のVolume番号を継承する。
(4)合本誌の編集は、会報委員会と論文誌編集委員会がそれぞれ分担して行なう。
以上の前提条件をもとに、アンケートを取った結果、773件の回答があり、84%の合本化賛成を得た。
以上をもとに、下記のような結論を得た。
2.結論
2.1 合本のイメージ
(ア)合本の形態は、表紙(「ふぇらむ」と「鉄と鋼」の併記、両Volume番号の併記)+
両誌の総目次+「ふぇらむ」の中表紙(「ふぇらむ」、目次)+
「ふぇらむ」本文+「鉄と鋼」の中表紙(「鉄と鋼」、目次、厚紙)+
「鉄と鋼」の本文+裏表紙とする。
(イ)ページは、個別に通しページをつける。
(ウ)雑誌として個別に扱われるようにする(ISSNなどは個別につける)。
2.2.今後の運営
(1)2008年1月号を目標に合本化を進める。
(2)分離時の精神を尊重して、両誌の編集方針を合本化後も維持する。
(3)非会員への販売価格(定価)は4,000円/冊とする。特集号の場合6,000円/冊
(現行:ふぇらむ=2,000円/冊、鉄と鋼=4,000円/冊,但し特集号6,000円/冊)
(4)ISIJ Int.の価格は現状を維持する。2誌購読の割引はなくなる。
(5)以上の合本化による収支の低下は400万円/年程度と予想されるが、会員サービス向上を優先させる。
会報「ふぇらむ」、和文誌「鉄と鋼」の合本化アンケートの全意見(word形式)