第178回秋季講演大会
第178回国際セッションテーマ
国際セッション開設の目的、講演申込方法、各セッションの案内等をご確認の上、ふるってご参加下さい。 1.国際セッションの目的 急速に進展する学術分野の国際化に対応するためには、学術論文誌のみならず、米国のMRSやTMSのように通常の講演大会に諸外国の研究者にも参加してもらい、研究成果を世界に向けて発信することが望まれます。今後の国際化の展開において、近隣諸国の研究者への情報発信源として日本鉄鋼協会を位置づけるための企画のひとつとして、講演大会協議会では英語を公用語とする国際セッションを計画しました。 その目的を以下に列記します。
なお、講演大会発表原稿とは別に、ISIJ Internationalへの投稿をお誘いしています。著者は「ISIJ International投稿規程」を必ずご参照下さい。 論文原稿は10ページ以内、ISIJ International掲載において審査が行われます。 2.セッションの案内 セッションA: 高温プロセス分野 「Contribution of steelmaking technology for the sustainable development in Asia」(アジアの持続的発展に寄与する製鋼技術) 提案者:北村信也(東北大) 現在、粗鋼の約7割は中国、インド、日本、韓国のアジア4か国で生産されており、この地域の担う役割は技術的発展に対しても大きい。特に、高純度鋼、高清浄度鋼、新機能鋼等の高度な生産技術や、環境負荷の低減・副産物の有効利用に関する技術開発は急務であり、それを支える基礎研究の拡充も必要である。 そこで、この国際セッションでは、アジアの製鋼研究をキーワードに、上記4か国からの招待講演を中心に、今後の研究動向について議論を展開する。 |