第174回秋季講演大会
第174回国際セッションテーマ
国際セッション開設の目的、講演申込方法、各セッションの案内等をご確認の上、ふるってご参加下さい。1.国際セッションの目的急速に進展する学術分野の国際化に対応するためには、学術論文誌のみならず、米国のMRSやTMSのように通常の講演大会に諸外国の研究者にも参加してもらい、研究成果を世界に向けて発信することが望まれます。今後の国際化の展開において、近隣諸国の研究者への情報発信源として日本鉄鋼協会を位置づけるための企画のひとつとして、講演大会協議会では英語を公用語とする国際セッションを計画しました。 その目的を以下に列記します。
2.セッションの案内セッションA: 計測・制御・システム工学分野 「Instrumentation and control technology in the steel industry: recent developments and future perspectives」(鉄鋼業における計測制御技術の最近の動向と将来の展望) 提案者:北村 章(鳥取大)、浅野一哉(JFE) 計測・制御・システム分野では、ハードウェアとソフトウェアの両面の目覚ましい進歩に伴い、研究開発が活発に行われている。Industry 4.0、 IoT、AI、ビッグデータ解析など、他産業でも注目されている新しい技術やコンセプトは、鉄鋼業においても適用が期待されている。 本国際セッションでは、最近の研究開発に関する報告を行うとともに将来を展望する。 セッションB: 環境・エネルギー・社会工学分野 「The dawn of the industrial steel making in Japan and France」(日仏近代製鉄業の黎明期) 提案者:田中眞奈子(昭和女子大) 本国際セッションでは、日仏の近代製鉄業の黎明期に焦点をあて、それぞれの国において高炉技術の導入と適応(最適化)がどのようなされたのか、また原料や燃料の面ではどのような困難や課題があり改良が行なわれたかなどについて多角的に議論し、その共通点や相違点について考察する。 セッションC: 創形創質工学分野 「Advanced manufacturing technology of steel products」(鉄鋼材料の先進製造技術) 提案者:瀬川明夫(金沢工大)、柳本 潤(東大) 鉄鋼材料の製造プロセスは日々開発が進み、新たな製品が生まれている。 本国際セッションでは、圧延加工と成形加工を中心としつつ、鉄鋼材料加工技術についての最新の技術動向と今後の発展を討論する。
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