日本鉄鋼協会・日本鋼構造協会交流企画連絡会
第20回鉄鋼材料と鋼構造に関するシンポジウム開催案内
テーマ:「鋼構造物のセンシング技術と劣化診断の現状と展望」

日時: 2025年11月14日(金)12:45~15:15
会場: 東京ファッションタウンビル9階 904会議室
参加費: 無料
参加申込み方法 日本鋼構造協会「鋼構造シンポジウム」のサイトをご確認ください

プログラム:(敬称略)

12:45-12:50 開会の挨拶
JSSC学術交流小委員会委員長 白旗 弘実(東京都市大学)
12:50-13:35 「インフラ長寿命化を支える鋼構造物の劣化診断技術」
片山 英樹(国立研究開発法人 物質・材料研究機構 構造材料研究センター 材料評価分野長)

概要:近年、インフラ構造物の維持管理は、事後保全型から予防保全型への転換が求められており、その実現には、腐食の進行状況を簡便かつ定量的に把握できる診断技術が不可欠である。本講演では、従来から取り組んでいる腐食モニタリング技術に加え、ハイパースペクトルカメラを活用した新たな腐食劣化評価手法について紹介する。

13:35-14:20 「高速エリアセンシング技術による構造物ボリュメトリックセンシング」
石井 抱(広島大学 大学院 先進理工系科学研究科/デジタルものづくり教育センター 教授)

概要:本講演では、3Dモデルが既知の対象に対し、高速カメラ多視点撮影で振動応答をモデル基準に取得し、3D振動分布を高分解能で再構築するモデルベースボリュメトリック振動解析法を紹介し、様々なスケールの構造物や機械への適用事例を通じその有効性を示す。

14:20-14:30 休憩
14:30-14:40 パネリストによる問題提起(建築)
涌井 将貴(新潟工科大学 工学部 工学科 准教授)
14:40-14:50 パネリストによる問題提起(土木)
岩崎 英治(長岡技術科学大学大学院 工学研究科 環境社会基盤工学専攻教授)
14:50-15:10 パネルディスカッション
司会:白旗 弘実(東京都市大学)
15:10-15:15 まとめと閉会の挨拶
JSSC学術交流小委員会副委員長 原田 幸博(千葉大学)