材料の組織と特性部会「溶融めっき皮膜の高機能化に向けた各種構造因子の明確化」シンポジウム 開催案内
近年、合金化溶融亜鉛めっき(GA)や溶融亜鉛めっき(GI)は高張力鋼に適応されつつある。複雑な形状に加工するため、冷間加工だけではなく熱間加工プロセスも適用されており、溶融めっき皮膜に要求される機能も多様化している。本シンポジウムでは、溶融めっき皮膜の高機能化に資する総合科学の構築を見据え、めっき皮膜構造の形成機構や多様な力学機能に関するこれまでの成果と最新の知見を共有する。特に、「溶融めっき皮膜の機能創出に資する構造因子（2022～2024年度）」研究会における個々の研究成果を中心に討論する。大学や企業の垣根を越えた情報交換、技術討論を期待したい。
| 日時： | 2025年9月19日（金）9:20～15:00 |
|---|---|
| 場所： | 北海道大学 札幌キャンパス 高等教育推進機構 3階 E305（第190回秋季講演大会 会場11） 〒060-0808 北海道札幌市北区北8条西5丁目 地図・交通アクセス |
| 資料： | 配布資料あり |
| 参加費： | 無料 |
| 申込方法： |
当日申込 【シンポジウムのみに参加される方】 講演大会当日、大会受付にてお申込みください。（WEB申込は不要です） 【講演大会に参加される方】 別途、参加登録が必要です。講演大会参加方法 をご確認いただき、期間内にお申込みください。 |
プログラム：
| 座長 吉田 昌浩（JFEスチール） | |
| 9:20-9:25 | 開会の挨拶 「溶融めっき皮膜の機能創出に資する構造因子」研究会主査 名大 高田 尚記 |
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| 9:25-9:45 | 「700℃におけるαFe/溶融Al界面反応初期の金属間化合物形成挙動の熱力学解析」 1 NIMS、2 東北大、3 JFEスチール 〇大沼 郁雄1、韓 光植1、山田 匠2、イ インホ1、山下 孝子1、奥田 金晴3、貝沼 亮介2 |
| 9:45-10:05 | 「Fe-1mass%Si-2mass%Mn合金上に生成した酸化皮膜の1023Kにおける還元挙動」 1 東京科学大、2 北大 〇田垣 好偲1、上田 光敏2,1、河村 憲一1 |
| 10:05-10:25 | 「溶融亜鉛/Fe-Mn合金界面の組織形成におよぼすMnの影響」 1 北大、2 名大 〇米田 鈴枝1、高田 尚記2 |
| 10:25-10:35 | 休憩 |
| 10:35-10:55 | 「溶融Zn-55%Al合金めっき鋼板の固液界面反応に及ぼすSi添加の役割」 1 名大、2 北大 〇高田 尚記1、大見 泰央1、キム ダソム1、鈴木 飛鳥1、小橋 眞1、米田 鈴枝2 |
| 10:55-11:15 | 「Fe/溶融Zn-Al界面における金属間化合物の安定性のフェーズフィールドシミュレーション」 1 名大、2 NIMS 〇塚田 祐貴1、塩谷 俊佑1、小山 敏幸2 |
| 11:15-11:35 | 「亜鉛合金の界面異方性の検討とその推定に向けたデータ同化構築」 1 京工繊大、2 京大 〇山村 彩乃1、安田 秀幸2、高木 知弘1 |
| 11:35-13:00 | 昼食・休憩 |
| 座長 大友 亮介（神戸製鋼所） | |
| 13:00-13:45 | 【フォーラム基調講演】「巨大ひずみ加工を施した亜鉛単結晶および多結晶の変形挙動」 熊大 〇北原 弘基、安藤 新二 |
| 13:45-13:55 | 休憩 |
| 座長 石井 康太郎（日本製鉄） | |
| 13:55-14:15 | 「ミルフィーユ型Zn-6.0mass%Al共晶合金におけるキンク帯形成」 名工大 〇萩原 幸司，徳永 透子 |
| 14:15-14:35 | 「キャビテーション処理が溶融亜鉛めっき鋼板表面に与える影響」 1 都立大、2 山口東京理科大、3 玉川大、4 海洋大 〇井尻 政孝1、吉村 敏彦2、長谷川 嘉代3、井上 寛都4、盛田 元彰4 |
| 14:35-14:55 | 「溶融亜鉛めっき鋼材のdwell疲労におけるき裂の生成過程」 1 玉川大、2 ナミビア大、3 海洋大 〇長谷川 嘉代1、Alweendo Shatumbu Thomas2、盛田 元彰3 |
| 14:55-15:00 | 閉会の挨拶 「溶融めっき皮膜の高機能化に向けた総合科学」フォーラム座長 北大 上田 光敏 |
問合せ先：
北海道大学 上田光敏 E-Mail：mitsutoshi@eng.hokudai.ac.jp
名古屋大学 高田尚記 E-Mail：takata.naoki@material.nagoya-u.ac.jp