第50回記念 歴史を変える転換技術フォーラム 研究発表会
「日本の鉄鋼業における産学連携の推移:化学工学の活用とその効果」
鉄鋼プレゼンス研究調査委員会「歴史を変える転換技術フォーラム」では、第50回研究発表会を開催いたします。多数の皆様のご参加をお待ちしております。
日時: | 2025年5月28日(水)13:00~17:00 |
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開催方法: | 対面およびオンライン
・対面(会場):(一社)日本鉄鋼協会 第1+2会議室(鉄鋼会館5階) ・オンライン:Zoom(URLは後日申込者へ通知いたします。) |
参加費: | 1,000 円(消費税込み) 対面参加およびオンライン参加の方は、5月26日(月) 17:00までに下記により参加申込みおよび参加費のお支払い手続きをお願いいたします。 |
参加申込: |
対面参加およびWEB参加に申し込みは、下記Googleフォームよりお願いいたします。 参加費は、下記よりお振込みをお願いいたします。 *郵便振替(郵便局備え付けの払込取扱票をご使用下さい。手数料はご本人様負担でお願いいたします。 *他金融機関からお振込される場合は下記コードをご使用下さい。 |
申込期限: | 2025年5月26日(月)17:00 |
主催: | (一社)日本鉄鋼協会 歴史を変える転換技術フォーラム |
テーマ:「日本の鉄鋼業における産学連携の推移:化学工学の活用とその効果」
プログラム:
13:00-13:05 | はじめに 柏谷 悦章 |
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13:05-13:15 | 講師ご紹介 野崎 努 |
13:15-14:15 | 「製鋼分野へ化学工学的アプローチが果たした役割」 講師:加藤 嘉英 岡山大学名誉教授 要旨:プロセスの開発・設計・操作を目指す化学工学は手法の工学とも言われ、その対象はプロセスが関係するすべてにおよぶ。鉄鋼の製鋼プロセスは回分式が多いものの重要な研究対象であり、熱力学平衡論と双璧をなすアプローチとして発展を遂げてきた。ここでは、製鋼の転炉および二次精錬プロセス開発を中心に化学工学的手法が果たした役割を述べ、今後の展望についても言及する。 |
14:15-14:30 | 休憩 |
14:30-14:40 | 講師ご紹介 日野 光兀 |
14:40-15:40 | 「鞭教授が始めた高炉の化学工学的研究とその後の進展」 講師:八木 順一郎 東北大学名誉教授 要旨:1960年代に鞭教授は高炉の性能評価を可能にする数学的モデルの開発に着手された。この研究を可能にした社会、製鉄産業、大学の研究室等の状況、並びに、当時の高炉の研究状況を概観し、鞭先生の研究方針とその成果について解説する。この研究は移動現象論に基づいたプロセスの記述と必要な物性、速度などのデータで構成されている。当初の一次元の記述から、実高炉の炉内状況をより的確に記述するため、次元の拡張や炉内現象の記述の精度改善など、改良の過程について説明する。 |
15:40-15:55 | 休憩 |
15:55-17:00 | パネルディスカッション 司会:丸川 雄浄 「鉄鋼プロセス発展に貢献した化学工学の役割」 パネラー(予定) :浅井 滋生 名古屋大学 名誉教授 |
(対面参加/WEB参加とも同じ)
東京科学大学 渡邊 玄
E-mail:watanabe.t.ai@m.titech.ac.jp