評価・分析・解析部会「多様な手法による鉄鋼材料中の微細組織解析」および「接合・リサイクル技術へのフルパワー中性子線の活用」フォーラム共催
『量子ビーム関連技術による材料組織解析〜実空間と逆空間のブリッジングを目指して〜』
(Structure Analysis for Iron and Steels -Combined Use of Real and Reciprocal Space)
シンポジウム開催案内

 鉄鋼材料の構造解析に使用可能な各種の量子ビーム施設および装置が充実してきた今、それぞれの特徴を活かした解析結果を融合して、種々の特性の理解につながる情報を引き出す必要がある。そこで、本シンポジウムでは電子・中性子・X線を活用した実空間・逆空間情報、分光情報さらには関連する技術とのブリッジングを目指して、測定事例や測定・解析手法、今後の活動目標について議論したい。

日時: 2025年3月10日(月)9:00~16:00
場所: 東京都立大学 南大沢キャンパス
1号館2階209教室(第189回春季講演大会 会場13)
〒192-0397 東京都八王子市南大沢1-1
京王相模原線「南大沢」駅 改札口から徒歩約5~10分
資料: メールアドレスを登録いただいた方に電子ファイルで概要を配布予定。
氏名とメールアドレス登録先:mori0426@eng.hokudai.ac.jp(北大・大沼研 森秘書)
メールのタイトルを「ISIJシンポジウム参加希望」としてください。
参加費: 無料
申込方法:

当日申込

【シンポジウムのみに参加される方】

講演大会当日、大会受付にてお申込みください。(今回からWEB申込は不要です)

【講演大会に参加される方】

別途、参加登録が必要です。協会WEBページ(https://www.isij.or.jp)をご確認いただき、期間内にお申込みください。

プログラム:

9:00-9:10 趣旨説明
大沼正人(北大)
座長:大沼正人(北大)
9:10-9:55 「顕微と回折と散乱と分光、鉄鋼材料への応用」
金子 賢治(九大)
9:55-10:25 「TEM, AP, SAXS, SANSの複合利用」
佐々木 宏和(古河電工)
10:25-10:35 休憩
10:35-11:05 「その場変形及び熱処理中性子回折」
Stefanus Harjo(JAEA)
11:05-11:35 「平均転位密度と巨視的応力の関係:その場中性子回折による検討」
段野下 宙志(東京科学大)
11:35-12:45 昼食
12:45-13:15 「高炭素マルテンサイトにおける低温焼戻し挙動の多面的解析」
張 咏杰(東北大)
13:15-13:40 「固溶水素がSUS310Sの変形メカニズムに及ぼす影響:その場中性子回折による検討」
伊東 達矢(JAEA)
13:40-13:50 休憩
13:50-14:40 「パルス中性子 iMateria装置のマルチパーパス化」
小泉 智(CROSS(茨城大学))
14:40-15:00 「3次元多点中性子回折(3DND)法の開発」
坂倉 輝俊(CROSS)
15:00-15:20 「Z-code自動解析プログラムの進捗」
羽合 孝文(CROSS)
15:20-15:40 「金属学会における量子ビーム応用」
大場 洋次郎(豊橋技科大)
15:40-16:00 総合討議
問合せ先:

大沼正人(北海道大学)
E-Mail:mori0426@eng.hokudai.ac.jp(研究室秘書 森)