鉄鋼研究プロジェクト 中間報告会
「粒界工学手法による汎用鋼の高機能鋼化」シンポジウム開催案内

 現在、粒界工学の応用はオーステナイト鋼等の積層欠陥エネルギーの低い材料に限られている。本研究では、オーステナイト系以外の鉄鋼材料に対する粒界制御の指導原理および具体的な制御方法を確立し広範な鋼種への粒界工学手法の適用を可能とすること、粒界制御された鉄鋼材料の実用化に向けた課題を解決すること、さらに、粒界工学の学術基盤を確かなものにするために方位制御された双結晶試料を用いて最新の実験・理論的解析手法により粒界が関わる諸現象の理解の深化を図ることを目的としている。
 本シンポジウムでは、プロジェクトメンバーによる研究開発の途中経過を報告し、その内容について討議する。参加者による活発な議論を期待する。

日時: 2024年9月19日(木)10:00~17:00
場所: 大阪大学 豊中キャンパス
全学教育推進機構 講義C棟C203(第188回秋季講演大会 会場11)
〒560-0043 大阪府豊中市待兼山町1
大阪モノレール  柴原阪大前駅下車 徒歩約7~15分
資料: 配布資料は、講演大会サイトよりダウンロードできます(9月以降)。
参加費: 無料
申込方法:

完全事前登録制

【講演大会に参加される方】

講演大会概要集「材料とプロセス」を年間予約された方、あるいは前期または後期(当日)申込される方は、シンポジウムへの参加登録手続きは不要です。

【シンポジウムのみに参加される方】

協会Webページ 「6. 併催イベント(学生ポスターセッションの聴講、併催シンポジウム)のみ参加申込み」から参加登録手続きをしてください。(申込期間:2024年8月23日(金)~9月20日(金)14:00まで)

プログラム:

10:00-10:15 プロジェクト概要紹介
連川貞弘(熊大)
10:15-10:45 「SUH409L耐熱鋼の2段階加工熱処理による低角粒界導入型粒界制御」
小林重昭(足利大)
10:45-11:05 「フェライト系ステンレス鋼粒界制御材の溶接部組織」
○山下正太郎、平田弘征、才田一幸(阪大)
11:05-11:35 「透過型電子顕微鏡による局所物性解析技術の確立と鉄鋼材料への応用」
井誠一郎(NIMS)
昼食
13:30-14:30 基調講演「原子分解能磁場フリー電子顕微鏡の開発と磁性材料への応用」
柴田直哉(東大)
休憩10分
14:40-15:10 「局所力学解析による単独粒界近傍の変形抵抗評価」
大村孝仁(NIMS)
15:10-15:30 「α鉄双結晶を用いた粒界-転位相互作用に及ぼす粒界面方位の影響に関する実験的検討」
○市村嘉健(熊大院生)、D.A.Molodov(アーヘン工科大、熊大)、井 誠一郎(NIMS)、連川貞弘(熊大)
休憩10分
15:40-16:10 「TEMその場観察手法を用いた粒界-転位相互作用の直接観察」
近藤 隼(東大)
16:10-16:40 「鉄粒界における変形現象の原子論的解析」
譯田真人(NIMS)
16:40-17:00 総合討論
問合せ先:

熊本大学 大学院先端科学研究部 連川 貞弘(プロジェクト主査)
E-Mail:turekawa@kumamoto-u.ac.jp