鉄鋼プレゼンス研究調査委員会 鉄の技術と歴史研究フォーラム講演会「近畿地方の鉄の技術と文化」シンポジウム 開催案内

フォーラム座長 平井 昭司

 第188回秋季講演大会 鉄の技術と歴史研究フォーラム講演会(シンポジウム)『近畿地方の鉄と金属の技術と文化』を開催いたします。近畿地方におけるシンポジウムは、2016年に大阪大学 豊中キャンパスで開催されてから8年目ぶり、今回で3回目となります。今回のシンポジウムは7件の講演数で、近畿地方における鉄の使用開始から現代鋼に至るまでの、鉄の関連産業の技術と歴史、伝統技術の伝承・現代の挑戦に関する内容に富んだご講演をいただきます。提供される話題を基に活発に議論し研鑽することによって、今後の研究を探る端緒を得ることが期待できると思います。多数会員のご参加をお待ちしております。

日時: 2024年9月19日(木)10:00~17:30
場所: 大阪大学 豊中キャンパス
全学教育推進機構 講義C棟C301(第188回秋季講演大会 会場4)
〒560-0043 大阪府豊中市待兼山町1
大阪モノレール  柴原阪大前駅下車 徒歩約7~15分
協賛: 日本民具学会、日本鉱山史研究会、産業遺産学会鉱山金属分科会、製鉄遺跡研究会、トキ・タカ基金
参加費: 2,000円、学生1,000円(含:講演予稿集代、当日配布) ※当日シンポジウム会場にてお支払いください。
申込方法:

完全事前登録制

【講演大会に参加される方】

講演大会概要集「材料とプロセス」を年間予約された方、あるいは前期または後期(当日)申込される方は、シンポジウムへの参加登録手続きは不要です。

【シンポジウムのみに参加される方】

協会Webページ 「6. 併催イベント(学生ポスターセッションの聴講、併催シンポジウム)のみ参加申込み」から参加登録手続きをしてください。(申込期間:2024年8月23日(金)~9月20日(金)14:00まで)

プログラム:

10:00-10:10 開会挨拶
フォーラム座長 平井 昭司
司会 フォーラム運営委員 穴澤 義功
10:10-11:00 「近畿地方における古代の鉄生産」(予定)
大道和人(滋賀県立安土城考古博物館)
11:05-11:55 「宍粟市の製鉄遺跡とひょうご歴史研究室の研究成果について」
田路正幸(宍粟市教育委員会社会文化財課)
11:55-13:00 昼食休憩
13:00-13:10 「鉄の技術と歴史研究フォーラムの活動紹介」
フォーラム座長 平井 昭司
司会 フォーラム運営委員 天辰 正義
13:15-14:05 「鎖製造の歴史」
衣川良介(衣川製鎖工業株式会社)
14:10-15:00 「堺の自転車産業の変遷」
長谷部雅幸((公財)シマノ・サイクル開発センター シマノ自転車博物館)
15:00-15:20 休憩
司会 フォーラム幹事 古主 泰子
15:20-16:10 「鋳鉄管の製造技術と歴史」
田中進一郎(株式会社クボタ パイプシステム生産技術開発部)
16:15-17:20 「近世の和釘の特徴を引き継いだ新たな和鉄の研究」
〇渡邊緩子、末廣正芳、迫田章人、松本雅充、西隆之(日鉄テクノロジー(株))
17:20-17:30 閉会挨拶
フォーラム幹事 古主 泰子
問合せ先:

フォーラム幹事 古主 泰子
E-Mail:dzs03530@nifty.com
Tel/Fax:043-258-2363