日本鉄鋼協会 第186回秋季講演大会
鉄鋼プレゼンス研究調査委員会 鉄の技術と歴史研究フォーラム講演会(シンポジウム)
「北陸地方の鉄と金属の技術と文化」 開催案内
フォーラム座長 平井 昭司
第186回秋季講演大会 鉄の技術と歴史研究フォーラム講演会(シンポジウム)『北陸地方の鉄と金属の技術と文化』を開催いたします。北陸地方におけるシンポジウムは、2013年に金沢大学で開催されてから10年目ぶり、今回で3回目となり、富山大学での開催は初めてとなります。今回のシンポジウムは8件の講演数で、北陸地方における鉄と金属の使用開始から現代鋼に至るまでの、鉄と金属との関連産業の技術と歴史、伝統技術の伝承・現代の挑戦に関する内容に富んだご講演をいただきます。提供される話題を基に活発に議論し研鑽することによって、今後の研究を探る端緒を得ることが期待できると思います。多数会員のご参加をお待ちしております。
- 1.日時
- 2023年9月21日(木)10:00~17:30
- 2.会場
- 富山大学 五福キャンパス 共通教育棟3階A33講義室(第186回日本鉄鋼協会 秋季講演大会 会場7)
〒930-8555 富山市五福3190番地
※富山地方鉄道(路面電車)「大学前」駅下車徒歩5分 - 3.協賛
- 日本民具学会、日本鉱山史研究会、産業考古学会鉱山金属分科会、製鉄遺跡研究会、トキ・タカ基金
- 4.プログラム
-
- 10:00~10:10
- 開会挨拶
フォーラム座長 平井 昭司
司会 フォーラム運営委員 穴澤 義功
- 10:10~11:00
- 史跡金沢城跡における金属関連遺構・遺物について
石川県金沢城調査研究所 谷内 明央
- 11:05~11:55
- 新潟県の古代製鉄遺跡―柏崎市軽井川遺跡群を中心に―
柏崎市立博物館 平吹 靖
- 11:55~13:00
- 昼食休憩
- 13:00~13:10
- 鉄の技術と歴史研究フォーラムの活動紹介
フォーラム座長 平井 昭司
司会 フォーラム運営委員 天辰 正義
- 13:15~14:05
- 熔接のない江戸時代に部品をつないで組みあげた大型鋳銅仏48体の製作技法
富山大学 客員教授 三船 温尚
- 14:10~15:00
- 越中の刀工と知られざる名刀
(公財)秋水美術館 澤田 雅志
- 15:00~15:20
- 休憩
司会 フォーラム幹事 古主 泰子
- 15:20~16:10
- 不二越の特殊鋼ハイスを中心とした材料開発の歴史について
(株)不二越 技術開発本部 吉田 直純
- 16:15~16:35
- 安土桃山時代から江戸時代の建造物に用いられた和釘の成分調査について
日鉄テクノロジー(株) 渡邊 緩子
- 16:35~16:55
- 安土桃山時代から江戸時代の建造物に用いられた和釘の鉄組織について
日鉄テクノロジー(株) 末廣 正芳
- 16:55~17:20
- 安土桃山時代から江戸時代の建造物に用いられた和釘の耐食性評価について
日鉄テクノロジー(株) 松本 雅充
- 17:20~17:30
- 閉会挨拶
フォーラム幹事 古主 泰子
- 5.参加費
- 2,000円、学生1,000円(含:講演予稿集代、当日配布)
- 6.申込方法
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完全事前登録制です。
1) 講演大会にも参加される方
(講演大会概要集「材料とプロセス」を年間予約された方、あるいは前期または後期(当日)申込をされる方)
→シンポジウムへの参加登録手続きは不要です。2) シンポジウムのみに参加される方
→併催イベント参加申込ページ「5. 併催イベント*のみ参加申込み」より参加登録を行って下さい。
参加登録の受付期間は、2023年8月25日(金)~9月22日(金)14:00までです。上記1)、2)いずれの場合も、9月6日(水)までに本シンポジウムへの参加を下記までお申し込みください。
(当日参加も可能です) - 申込先
- フォーラム幹事:古主 泰子
E-mail dzs03530@nifty.com
FAX/TEL:043-258-2363