日本鉄鋼協会 評価・分析・解析部会
結晶性材料のマルチスケール解析フォーラム シンポジウム
(令和4年度第5回iMATERIA研究会 合同開催)
~組織の階層構造に基づく応力・ひずみ解析と材料特性~
鉄鋼材料は機械構造物などに広く用いられているが、鉄鋼開発・利用には強度・加工性など種々の特性を高次元で両立させていく必要がある。結晶性材料の特性には格子レベル、結晶粒レベル、バルクレベルなど、微視~巨視のいくつかのスケールレベルでの応力・ひずみ因子が重畳して影響を及ぼす。そこで、本シンポジウムでは応力・ひずみについて階層構造の観点からの解析・評価、またそれらの材料特性に与える影響ついての理解を深めるための情報交換及び議論を行う。
主催:日本鉄鋼協会 評価・分析・解析部会 結晶性材料のマルチスケール解析F
共催:日本鉄鋼協会 材料の組織と特性部会 量子ビーム技術による組織形成機構の理解F
茨城県中性子利用研究会、中性子産業利用推進協議会
日時:2023年3月8日(水)13:00~17:00
会場:東京大学 駒場Iキャンパス(日本鉄鋼協会第185回春季講演大会 会場12)
- プログラム: *敬称略
-
- 13:00~13:05
- 開会挨拶
熊谷 正芳(東京都市大学)
座長 熊谷 正芳 (東京都市大学)
- 13:05~13:45
- 「中性子回折を用いた焼入れ焼戻しマルテンサイト鋼の変形中の転位組織解析」
段野下 宙志(横浜国立大学)、ステファヌス・ハルヨ(JAEA)
- 13:45~14:25
- 「パルス中性子イメージングによる鉄鋼材料研究」
篠原 武尚 (JAEA)
- 14:25~15:05
- 「小型中性子源RANSによる応力測定の現状(仮)」
岩本 ちひろ (理化学研究所)
- 15:05~15:20
- 休憩
座長 佐藤成男 (茨城大学)
- 15:20~16:00
- 「Formation dynamics of hydrogen-induced vacancies in stainless steels and nickel by positron annihilation spectroscopy」
Luca Chiari(千葉大学)
- 16:00~16:40
- 「オーステナイト鋼の水素脆化に関わる組織発達・塑性変形のその場電子チャネリングコントラスト解析」
小山 元道(東北大学)
- 16:40~16:55
- 「金属材料における中性子利用のすすめ」
峯村 哲郎 (茨城県)
- 16:55~17:00
- 閉会挨拶
佐藤 成男(茨城大学)
- 参加申込み方法
-
本シンポジウムは、第185回春季講演大会の併催イベントのため、完全事前登録制です。
【講演大会に参加される方】
(講演大会概要集「材料とプロセス」を年間予約された方、あるいは前期または後期申込、非会員申込をされた方)
→シンポジウムへの参加登録手続きは不要です。【本シンポジウムのみに参加される方】
(受付期間:2月10日(金)〜3月10日(金))
→併催イベント参加申込ページより参加登録を行って下さい。 - 資料申込み方法
- 本シンポジウムでは、講演資料を事前に配布する予定です。ご希望の方は、申込フォームにより3月6日(月)17:00までにお申し込み下さい。
事前に資料のダウンロードサイトを茨城県中性子利用研究会事務局から電子メールでご連絡します。
申込フォームをご利用頂けない場合は、(1)名前、(2)所属、(3)メールアドレスを記入の上、下記までお申込みください。
茨城県中性子利用研究会事務局 田中 志穂(tanaka@ibaraki-neutrons.jp)
参加費:無料
※本シンポジウムは主催・共催学協会員に限らずご参加いただけます。
問合せ先:
熊谷正芳(東京都市大学)
E-mail: mkumagai@tcu.ac.jp
熊谷正芳(東京都市大学)
E-mail: mkumagai@tcu.ac.jp