材料の組織と特性部会 高温材料の高強度化研究会(最終報告会)
カーボンニュートラル実現に向けた耐熱金属材料技術課題の理解と明確化 自主フォーラム 共催
『 高温材料の高強度化Ⅲ 』シンポジウム開催案内
高温材料の安全利用と特性改善は、現代のエネルギー依存型社会における文明・インフラ維持に重要な意味を持つ。様々な外・内燃機関が省エネルギー性・高出力化を目指して使用環境を過酷化する中で、材料の安全利用に対する信頼性向上と新素材設計への要求は高まるばかりである。本研究会では、知識・技術の外挿の現状を打破し、革新的材料の創製と安全利用技術の確立のための基礎知識とすべく、高温変形・強化・破壊機構についての基礎学理を得て、実用上の組織と高温力学特性の関連性についての理解を目指す。本シンポジウムでは、その活動についての総括を行いつつ、研究会活動の中で共有され培われた知見に基づく最新研究成果について紹介する。
- 1.日時
- 2022年3月15日(火)10:00~16:30
- 2.場所
- オンラインWEB会議(第183回春季講演大会併催)
- 3.プログラム
-
- 10:00~10:10
- 開会挨拶 研究会活動のまとめ
九州大学 中島英治(「高温材料の高強度化」研究会 主査)
- 10:10~10:30
- ニッケルの高温クリープ挙動
物質・材料研究機構 松永哲也、本郷宏通、田淵正明
- 10:30~10:50
- 粒界相モデルに基づく多成分系合金の粒界偏析予測
名古屋大学 塚田祐貴、舟本将崇、松岡佑亮、小山敏幸
- 10:50~11:10
- 耐熱チタン合金のクリープ速度式の構築へ向けて
富山県立大学 伊藤 勉
- 11:10~11:30
- 侵入型軽元素を含むTiAl多元系状態図の実験および計算による構築
東京工業大学 中島広豊
- 11:30~11:50
- TiAl基合金の強度と靱性に及ぼす組織因子の影響
東京工業大学 山形遼介、中島広豊、竹山雅夫
(休憩70分)
- 13:00~13:20
- インデンテーション法による力学特性評価
日本大学 高木秀有
- 13:20~13:40
- レーザ粉末床溶融結合法によるマルエージング鋼積層造形体のオーステナイト逆変態制御
名古屋大学 高田尚記
- 13:40~14:00
- B1型TiCの非化学量論性に伴う弾性率変化
東北大学 井田駿太郎、星崎航太朗、金子昂弘、関戸信彰、吉見享祐
(休憩10分)
- 14:10~14:15
- 主旨説明
東京工業大学 小林 覚(「カーボンニュートラル実現に向けた耐熱金属材料課題の理解と明確化」自主フォーラム 主査)
- 14:15~15:15
- 日本のエネルギー政策と火力発電の将来
東京大学 金子祥三
(休憩10分)
- 15:25~16:25
- カーボンニュートラルを実現する火力発電
−更なる高効率化に向けた耐熱⾦属材料開発研究の必要性と組織設計哲学−
東京工業大学 竹山雅夫
- 16:25~16:30
- 閉会挨拶
日本製鉄 吉永直樹(「高温材料の高強度化」研究会 副主査)
- 4.参加費
- 無料
- 5.申し込み
-
- 1) 講演大会にも参加する方
(講演大会概要集「材料とプロセス」を年間予約した方、あるいは都度予約または後期(当日)参加申込みをする方) -
- シンポジウムへの参加登録手続きは不要です。
- 講演大会ポータルサイト(3月2日公開予定)のタイムテーブルから、各ミーティングへ入室できます。
講演大会ポータルサイトへのアクセスに必要なID、パスワードは、3月1日以降事務局から電子メールでご連絡します。
- 2)シンポジウムのみに参加する方
-
- シンポジウム参加申込ページより参加登録を行って下さい。
- シンポジウム会場へのオンライン接続に必要な情報は、3月上旬に事務局より電子メールでご連絡します。
- 1) 講演大会にも参加する方
- 6.資料
- 上記1)または2)で参加登録した方には、ダウンロード先をご案内します。
問合せ先:
九州大学大学院総合理工学研究院 光原昌寿
E-Mail:mitsuhara@kyudai.jp
Tel・Fax:092-583-7522
九州大学大学院総合理工学研究院 光原昌寿
E-Mail:mitsuhara@kyudai.jp
Tel・Fax:092-583-7522