材料の組織と特性部会
「良好な地球環境を継続的に維持するためのチタンとその合金の開発」自主フォーラム

「チタン合金の相変態に関する研究動向」シンポジウム開催案内

これまで2015年、2017年、2019年に「チタン合金の相変態・析出研究の新展開」、「チタン合金の相変態研究の新たな展開II」、さらに「Ti合金の相変態および析出挙動に関する新展開」が開催され、チタン合金の相変態について最新の研究成果を紹介された。以上のように「チタン合金の相変態」について、いろいろな切り口での研究成果をご紹介をいただいた。今回のシンポジウムでは、Ti合金の相変態を直接観察する手法である透過型電子顕微鏡観察とその結果について助台榮一先生に先生の成果に基づいて解説をいただき、さらにチタン合金の加工と熱処理およびその組成による機械的性質への影響について最新の研究成果を紹介いただき、チタン合金の機械的性質に及ぼす組織の影響について活発な議論を期待したい。

1.日時
2021年9月3日(金) 9:55~15:45
2.場所
オンラインWEB会議(第182回秋季講演大会併催)
※事前登録が必要です:下記5.参照
3.プログラム
9:55~10:00
開会の挨拶
10:00~11:00
基調講演 TEMから見たチタン合金の相変態
岡山理科大学 助台榮一
11:00~11:40
チタン合金中の準安定α”相とω相への相変態
愛媛大学 小林千悟
11:40~12:20
強ひずみ加工によるTi・Ti合金における相変態挙動
豊橋技術科学大学 戸高義一
12:20~13:20
昼食
13:20~14:00
医療用β型チタン合金の化学組成と力学的機能
近畿大学 仲井正昭
14:00~14:40
航空機Ti-17合金の恒温鍛造・組織および材質予測 
香川大学 松本洋明
14:40~14:55
休憩
14:55~15:35
応力誘起マルテンサイト変態を含む変形モード変化がβ-Ti合金の力学特性に及ぼす影響
名古屋工業大学 萩原 幸司
15:35~15:45
閉会の挨拶
4.参加費
無料
5.申し込み
完全事前登録制
1) 講演大会にも参加する方
(講演大会概要集「材料とプロセス」を年間予約した方、あるいは8月19日までに都度予約または非会員予約をする方)
  • シンポジウムへの参加登録手続きは不要です。
  • 講演大会ポータルサイト(8月18日公開)のタイムテーブルから、各ミーティングへ入室できます。
    講演大会ポータルサイトへのアクセスに必要なID、パスワードは、8月中旬以降に事務局より電子メールでご連絡します。
2)シンポジウムのみに参加する方
  • シンポジウム参加申込ページより参加登録を行って下さい。
    (申込期限:8月19日(木)17:00、当日受付不可)
  • シンポジウム会場へのオンライン接続に必要な情報は、8月中旬以降に事務局より電子メールでご連絡します。
6.資料
上記1)または2)で事前登録した方のみ、講演大会ポータルサイトよりダウンロードできます。
ダウンロード可能期間:8月25日(木)から9月4日(土)

内容についての問合せ先:
関西大学 化学生命工学部 池田勝彦
E-Mail:hikoik@kansai-u.ac.jp

申し込み、参加方法についての問合せ先:
日本鉄鋼協会 学術企画Gr. 亀井千春
TEL: 03-3669-5932
E-Mail:kamei@isij.or.jp