高温プロセス部会「スラグ・介在物制御による高清浄度クロム鋼溶製」研究会最終報告会
シンポジウム開催案内

「スラグ・介在物制御による高清浄度クロム鋼溶製」研究会では、高清浄度クロム鋼溶製のキーとなるスラグ、介在物をコントロールするために必要なデータを実験的に求め、それをプロセスモデルに反映させる研究会活動を2017年3月から3年間行ってきました。本シンポジウムでは、研究会成果についての最終報告を行います。多くの方のご参加をお待ちしております。

1.日時:
2021年3月18日(木)9:20-15:55(当初より開始時間20分繰り下げ)
2.開催方法・会場:
オンライン開催(Cisco Webex Meetingを使用)
3.プログラム:
9:20-9:30
開会の挨拶
三木貴博(東北大)
9:30-10:30
司会:三木貴博(東北大)
  • 1. 溶融スラグ中クロム酸化物の熱力学的性質
     森田一樹(東大)
  • 2. CaO-SiO2-CrOx系スラグ中酸化クロムの熱力学
     李智、加藤千聖、小林能直(東工大)
  • 3. X線吸収分光を用いたCaO-SiO2-MgO系酸化物ガラス中金属の化学状態分析
     篠田弘造(東北大)
10:40-12:00
司会:小林能直(東工大)
  • 4. CaO-SiO2-Cr2O3系スラグおよびスピネル系介在物の成分活量の測定
     長谷川将克、岩橋広大、橋本修志、山内遼平、齋藤啓次郎(京大)
  • 5.高クロム鋼中非金属介在物の生成機構
     樋口善彦(産技大)、小野英樹、奥本括嘉(富山大)
  • 6.高クロム鋼中非金属介在物の変化とその生成条件
     奥本括嘉(富山大)、加藤謙吾(阪大)、小野英樹(富山大)、樋口善彦(産技大)
  • 7.Al 脱酸溶鋼とドロマイト耐火物との反応による介在物の組成変化
     任英、高旭、植田 滋、北村信也(東北大)
13:00-14:20
司会:齊藤敬高(九大)
  • 8. Al脱酸高Cr溶鋼におけるCaO-MgO-Al2O3系介在物の凝固過程の組成変化
     梶原泰樹、尾上貴弘、上田直樹(日本高周波)、島本正樹(神鋼)
  • 9. 溶融Fe-Cr-Ni合金のAl脱酸平衡
     中嶋成佳、三木貴博、長坂徹也(東北大)
  • 10.溶融Fe-Cr-NiのAl脱酸平衡の数値解析
     深谷 宏、鈴木 茂、梶川耕司(JSW)、中嶋成佳、Gamutan Jonah、斎藤研、三木貴博(東北大)
  • 11.Fe-Cr融体のAl-Ti脱酸反応の熱力学
     南谷和哉、濵名祐希、松浦宏行(東大)
14:30-15:50
司会:松浦宏行(東大)
  • 12.非金属介在物-溶鋼間の界面エネルギー評価
     古川友貴、齊藤敬高、中島邦彦(九大)
  • 13.非金属介在物の予測モデルを活用した取鍋精錬条件の改善
     金 炅滸、林 康之、松本 祐治、井澤 裕(日立金属)
  • 14.フェライト系ステンレス快削鋼の硫化物形態
     境沢勇人、江原靖弘、福元成雄(日鉄ステンレス)
  • 15.反応モデルによるクロム鋼内の介在物組成変化の予測
     金宣中(朝鮮大)
15:50-15:55
閉会の挨拶 浅原紀史(日本製鉄)
4.参加費:
無料
5.参加申込:
2月上旬開設予定のシンポジウム参加申込ページより、参加登録を行ってください。(当日受付不可)
問合わせ先:
東北大学 大学院工学研究科金属フロンティア工学専攻 三木貴博
E-mail: miki@argon.material.tohoku.ac.jp