評価・分析・解析部会「化学的または生物学的処理によるスラグの機能変化とその評価・分析」シンポジウム開催案内

主催:日本鉄鋼協会 評価・分析・解析部会「化学的または生物学的処理によるスラグの機能変化とその評価・分析」フォーラム

概要:本フォーラムでは、各種の化学的または生物学的処理を通して、スラグの機能変化や応用機能の発掘、さらに新規用途の開発を目指しています。 本シンポジウムでは、平成31年3月から開始した本フォーラムのキックオフシンポジウムと位置づけ、今までの研究進捗を報告する。 そのうえで、境界領域分野として、既存のスラグ利用用途に加え、多様な観点からスラグの材料としての可能性を検討する。また、これらの分野に関連した分析技術についても検討する。

1.日時
2021年3月18日(木) 9:30-12:00
2.会場
オンライン開催(Cisco Webex Meetingを使用)
3.プログラム

座長:高橋利幸(都城高専)
副座長:平井信充(鈴鹿高専)、岩井久典(金沢大学)、片山裕美(八戸工業大)

司会:片山裕美(八戸工業大)

9:30-9:40
はじめに
フォーラム座長 高橋利幸(都城高専)
9:40-9:55
鉄鋼スラグの海域環境改善技術の最前線とその方向性
日本製鉄 ○小杉知佳
9:55-10:10
製鋼スラグと堆肥を利用した藻場再生技術ー堆肥腐植酸の変化からみえる製鋼スラグの機能と鉄溶出ー
金沢大 ○岩井久典、東大 山本光夫、松尾基之、有明高専、劉丹

司会:岩井久典(金沢大)

10:10-10:25
ガラスおよびスラグ上におけるバイオフィルム定量法の検討
鈴鹿高専 ○中根十愛、梅川響、甲斐穂高、平井信充
10:25-10:40
スラグ上への微生物吸着とバイオフィルム形成により誘導されるスラグの特性変化
都城高専 ○高橋利幸
10:40-10:55
表面被覆によるバイオフィルム形成コントロールとその評価法
ディ・アンド・ディ/鈴鹿高専 ○佐野勝彦、鈴鹿高専 兼松秀行、平井信充、小川亜希子、幸後健

休憩 15分(10:55-11:10)

司会:平井信充(鈴鹿高専)

11:10-11:25
電気炉酸化スラグの溶出におよぼすブラックライト照射の影響
豊橋技科大 ○横山誠二
11:25-11:40
高炉スラグと金属カルシウムによる残留性有機汚染物質の還元的分解反応
八戸工業大 ○片山裕美
11:40-12:00
総合討論およびまとめ
フォーラム座長 高橋利幸(都城高専)
4.参加費
無料
5.参加申込
春季大会併催シンポジウム参加申込ページ(2021年2月3日~3月12日開設)より、参加登録を行って下さい(当日の受付不可)
6.問合せ先
高橋利幸(都城工業高等専門学校 物質工学科)
E-mail:mttaka@cc.miyakonojo-nct.ac.jp