計測・制御・システム工学部会 次世代鉄鋼業のあるべき姿を具現化するシステム技術 - 不確実な時代に対応する新しいシステム技術 - 第2回公開フォーラム「車の自動運転に学ぶ人間・機械協調システム」開催案内(申込締切日:2020年1月17日)
日本鉄鋼協会 計測・制御・システム工学部会 システムフォーラムでは、2019年度公開フォーラム「車の自動運転に学ぶ人間・機械協調システム」を下記の要領で開催いたします。 1.趣旨: 本フォーラムでは「次世代鉄鋼業のあるべき姿を具現化するシステム技術」をテーマに活動を推進しています。 鉄鋼業においては、これまでシステム化や自動化を積極的に進めてきましたが、事業・製造環境が厳しくなる中、操業にあたっては、これまでに経験したことのないような様々な事象に対しても的確、効率的に対応することが求められています。システムに対しても、従来の自動化機能に加え、様々な状況において人間の状況認識や意思決定を支援できるような、人間・システム協調あるいは共創的な問題解決支援機能が望まれています。 一方、近年注目を浴びている車の自動運転においては、時々刻々と変化する複雑な状況において、まさに、そのような人間と機械の協調システムの実現が課題となっています。 分野は異なるとはいえ、そのような車の自動運転における知見や技術は、鉄鋼の生産管理システム設計においても大変参考になると思われます。そこで、車の自動運転技術に関して、専門家の方々からお話をお伺いする機会を設定いたしました。多数の皆さまのご参加をお待ちしております。 2. 主催: 日本鉄鋼協会 計測・制御・システム工学部会 システムフォーラム 3. 協賛: 計測自動制御学会、システム制御情報学会、人工知能学会、IEEE SMC Japan Chapter 4. 日時:2020年1月31日(金)13:00~17:30 5. 場所:鉄鋼会館 803+804会議室 〒103-0025 東京都中央区日本橋茅場町 3-2-10 鉄鋼会館8階 https://www.tekko-kaikan.co.jp/ 6. プログラム: 講師 7. 定員: 40 名13:00~13:05 システムフォーラム座長 ご挨拶 鳩野 逸生(神戸大学) ①13:05~14:05 「自動運転の技術開発とサービス連携」井上 佳三(自動車新聞社) 100年に1度の変革期、CASEが自動車産業に与えるインパクトについて各社の動向を踏まえながら紹介する。 ②14:05~15:05「自動車制御装置としての運転者 - 技能獲得と制約」自動運転をはじめとする技術開発とMaaSといったサービス開発でエコシステムをどう書き換えるのかについて述べる。 栂井 一英(大阪産業大学) 車の運転では人間が制御装置となるが、人は制御(操作)方法を学習しなければならない。応答性など人間の認知や操作能力の制約のもとでどのように技能を習得し習熟するのか、その過程を制御のアルゴリズムとHMIの観点から提案する。 15:05~15:20 (休憩)③15:20~16:20 「自動運転・運転支援における安全技術の進化について」 井上 秀雄(神奈川工科大学) 運転支援,自動運転における,リスク予測知能,人間との協調などの安全技術の進化,更には,仮想空間での安全性評価環境について,産学連携プロジェクトの活動を紹介していく。 ④16:20~17:20 「自動車の知能化と人間との共生」鈴木 達也(名古屋大学) 本講演では、自動運転に代表される自動車の知能化技術について現状と今後の方向性について述べる。そのあとで、人間や社会から受容される知能化自動車の在り方について、私見を交えて概説する。 17:20~17::30 総合討論8. 参加費: 日本鉄鋼協会会員・協賛学会会員:無料、非会員:2,000 円 9. 申込み方法:勤務先、所属、連絡先、会員区分をご記入の上、E-mail にてお申込み下さい。 10. 申込み期限: 2020年 1月17 日 (金)
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