日本鉄鋼協会第180回秋季講演大会シンポジウム 茨城県中性子利用研究会令和2年度第1回iMATERIA研究会 鉄鋼のミクロ組織要素と特性の量子線解析研究会 最終報告会 「量子ビームを用いた組織解析に基づく特性予測の進歩」
研究会では、量子ビームを用いたミクロ組織解析を産学の研究者が実用的に利用できる環境を構築すること、さらに新しい知見を導くことを目的としてきました。本シンポジウムでは、転位増殖、相変態、集合組織発達、微視的な不均一応力などのミクロ組織情報を材料特性や組織形成の理解につなげる事例を紹介し、また、残された課題、今後の展開を討論します。このシンポジウムを通じ、多くの研究者、技術者が量子ビームを活用するきっかけとなることを目指しています。 開催日:2020年9月16日(水) 13:00~16:55 会 場:オンラインWEB会議(第180回秋季講演大会) 共 催:日本鉄鋼協会 鉄鋼のミクロ組織要素と特性の量子線解析研究会 参加費:無料多結晶材料の異方性の評価と予測技術フォーラム 結晶性材料のマルチスケール解析フォーラム 茨城県中性子利用研究会 中性子産業利用推進協議会 資料:シンポジウムに参加登録した人は、ホームページよりダウンロードできます。 申込:8月上旬開設予定のシンポジウム参加申込ページより参加登録を行って下さい。 (当日受付不可) 13:00-13:05 開会挨拶 佐藤成男(茨城大) 座長:熊谷正芳(東京都市大) 13:05-13:45 基調講演「Modified Williamson-Hall法を用いた転位解析における留意点」 高木節雄(九大(現:高周波熱錬)、増村拓朗、土山聡宏(九大) 13:45-14:10 「加工誘起マルテンサイトと焼入れマルテンサイトの強度特性および転位組織の比較」増村拓朗、福田孝典、土山聡宏、山先祥太(日鉄ステンレス)、小貫祐介、佐藤成男(茨城大) 14:10-14:35 「鉄鋼の階層的不均一組織と不均一変形定量化の進歩と課題」友田陽(産総研) 14:35-14:55 「固溶元素による転位運動や加工硬化への影響~ラインプロファイル解析に基づく考察~」佐藤成男、林桃希、中川康太朗、小貫祐介(茨城大)、高野こずえ、松永裕隆、 14:55-15:05 休憩森広行(三菱マテリアル)、鈴木茂(東北大) 座長:佐藤成男(茨城大) 15:05-15:25 「鉄鋼・金属材料分野における中性子回折~測定現場の視点から~」 小貫祐介(茨城大) 15:25-15:50 「オーステナイトメモリー再考」富田俊郎(茨城大) 15:50-16:15 「集合組織を有する鉄粉の再結晶過程の解明」本塚智(九工大)、佐藤尚(名工大) 16:15-16:40 「鉄鋼業における中性子産業利用への期待」重里元一(日本製鉄) 16:40-16:50 「中性子産業利用のすすめ」峯村哲郎(茨城県) 16:50-16:55 閉会挨拶小貫祐介(茨城大) 【問い合わせ先】佐藤成男(茨城大学):shigeo.sato.ar@vc.ibaraki.ac.jp |