材料の組織と特性部会/計測・制御・システム工学部会共催シンポジウム 材料の組織形成・材質発現・品質保証・プロセス管理の最新の計測技術とその課題
鉄鋼製品における加工性、強度、耐候性などの材質特性はその成分と組織によって決まります。これら材質特性は適用先の用途、使用環境に応じて設計され、製造プロセス条件により作り込まれています。鉄鋼製品の継続的な高機能化の要求に対応するために、製造技術および品質保証技術の高度化推進が必要となっています。本シンポジウムでは、材料開発における材質発現解明等での計測技術利用、ならびに、組織の作り込み、品質評価に適用可能性のある最新の計測シーズを紹介し、議論することで、今後の研究開発の促進を目指します。 1.日時:2020年3月19日(木)9:00~12:00 2.場所:東京工業大学 大岡山キャンパス 南4号館2階S422(第179回春季講演大会第8会場) 3.プログラム 司会:植田茂紀(大同特殊鋼) 9:00~ 9:05 開会の挨拶と趣旨説明 榎学(東京大) 9:05~ 9:30 雰囲気制御した窒化処理による鋼の表面改質梅原崇秀(日本製鉄) 9:30~ 9:55 航空機エンジンにおける非破壊評価・検査技術のニーズ稲垣宏一(IHI) 9:55~10:20 データに基づくモデルを用いた材質予測・材質設計・材質制御茂森弘靖(JFE) (休憩)司会:伊勢居良仁(日本製鉄) 10:30~10:55 電磁非破壊評価を用いたオーステナイト系ステンレス鋼の水素脆性試験における相変態評価 内一哲哉(東北大) 10:55~11:20 電磁超音波共鳴法による金属疲労の評価荻博次 (大阪大) 11:20~11:45 AE連続波形計測による材料加工中の欠陥発生と相変態のリアルタイムモニタリング伊藤海太(NIMS) 11:45~12:00 総合討議12:00 閉会の挨拶 竹山雅夫(東工大) 4.参加費:無料5.資料:当日会場で配布(USBメモリ)。 6.申込先:事前申し込みは必要ありません。 7.問い合せ先:伊勢居良仁 日本製鉄株式会社 プロセス研究所 計測・制御研究部 E-mail:isei.3bf.yoshito@jp.nipponsteel.com 以上 |