材料の組織と特性部会「ステンレス鋼の特性と転位挙動」自主フォーラム「ステンレス鋼の転位挙動と特性Ⅱ」シンポジウム開催案内
ステンレス鋼は耐食性・耐熱性だけでなく優れた機械的性質を有し、幅広い用途に使われています。ステンレス鋼の各種特性は合金成分や、加工および熱処理により変化する金属組織によって制御することができ、本自主フォーラムでは金属組織における転位挙動の観点から各種ステンレス鋼の特性を検討しています。昨年度に引き続き、今回のシンポジウムでは、転位挙動と特性に焦点を当て、最近のこれまでに蓄積してきた知見と新しい研究成果を紹介し、大学や企業の垣根を越えた情報交換・技術討論を行いたいと考えております。 1. 日時:2019年3月20日(水) 13:00~16:20 2. 場所:東京電機大学 東京千住キャンパス 5号館3階5302(第177回春季講演大会 第12会場) 3. プログラム: 13:00~13:05 開会の挨拶 4. 参加費:無料「ステンレス鋼の特性と転位挙動」自主フォーラム座長 高木 節雄(九州大学) 座長:柘植 信二 (新日鐵住金ステンレス)13:05~14:05 フェライト鋼の転位強化に及ぼす諸因子の影響 高木 節雄(九州大学) 14:05~14:25 Mo管球を用いたX線転位密度測定におけるアンブレラ効果の影響 坪井 耕一(日新製鋼) 14:25~14:45 ステンレス鋼の高温酸化挙動に及ぼす冷間加工の影響 水谷 映斗(JFEスチール) 14:45~14:55 休憩 座長:藤澤 光幸 (JFEスチール) 14:55~15:15 高Mnオーステナイト鋼の塑性変形挙動に及ぼす積層欠陥エネルギーの影響 美谷 章生(山陽特殊製鋼) 15:15~15:35 繰り返し応力を受けたSUS316Lのミクロ歪におよぼす高圧水素チャージの影響 江藤 翔平(愛知製鋼) 15:35~15:55 Fe-Cr-Ni, Fe-Ni合金の圧延集合組織と転位蓄積挙動に及ぼす冷間加工の影響 古庄 千紘(大同特殊鋼) 15:55~16:15 加工誘起マルテンサイトの転位挙動とリラクセーション特性 山先 祥太(新日鐵住金ステンレス) 16:15~16:20 総括 高木 節雄(九州大学) ※資料(講演概要)は当日会場で配布,事前申込み不要。 ※シンポジウムのみに参加する場合でも、開催大学の入館セキュリティーの関係から、鉄鋼協会受付 (1号館1階)で名札を受け取って下さい。
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