(一社)日本鉄鋼協会 評価・分析・解析部会 シンポジウム 「バイオフィルム被覆及び化学的処理によるスラグ新機能創出とその評価」
主催: 研究会I「バイオフィルム被覆によるスラグ新機能創出」 フォーラム「化学的または生物学的処理によるスラグの機能変化とその評価・分析」フォーラム 座長:平井信充(鈴鹿高専)、副座長:井上亮(秋田大学)、高橋利幸(都城高専)転炉系製鋼スラグは、沿岸域や農耕地の環境修復材など、水と接する環境下での利用が新たな機能創出という面で注目されている。その際、スラグ表面に生物学的処理(バイオフィルムによる被覆)や化学的処理を施すと、溶出挙動や藻場創成力などスラグの機能に影響を与えることが期待できる。本シンポジウムは、バイオフィルム被覆によるスラグ新機能創出や化学的または生物学的処理によるスラグの機能変化とその評価・分析に関する研究テーマについて発表、討論を行う 1.日 時:2019年9月12日(木) 13:00~16:25 2.場 所:岡山大学・津島キャンパス 一般教育棟 A棟3階A32教室 (第178回秋季講演大会 会場17) 3.プログラム:13:00~13:10 開会挨拶およびシンポジウムの趣旨説明 平井信充(鈴鹿高専) 13:10~14:00 基調講演「各種材料とバイオフィルムの相関 - EPSの持つ役割とそのセンシング」鈴鹿高専 兼松秀行 14:00~14:15 「製鋼スラグの組成とバイオフィルムを形成する細菌叢との関連」鈴鹿高専 小川亜希子、三重大学 田中礼士、大阪大学 鈴木賢紀、鈴鹿高専 〇平井信充 14:15~14:30 「常在菌バイオフィルムの新規定量手法の確立」鈴鹿高専 〇甲斐穂高、中根十愛、梅川響、東浦芙宇、平井信充 14:30~14:45 「藻場造成を想定した物理的吸着によるバイオフィルム定量評価(仮題)」鈴鹿高専 ○幸後健 休憩(15分) 15:00~15:15 「金属カルシウムと高炉スラグを組み合わせたヘキサクロロベンゼンの新規分解法の開発」 八戸工業大学 〇片山裕美 15:15~15:30 「海水への製鋼スラグ成分溶出におよぼすバイオフィルムの影響」秋田大学 ○魚石凱斗、高崎康志、井上亮 15:30~15:45 「金属錯体形成が製鋼スラグ溶出挙動に及ぼす影響(仮題)」東京大学 〇松浦宏行 15:45~16:00 「電気炉酸化スラグの純水への溶出におよぼす殺菌灯照射の効果」豊橋技術科学大学 ○横山誠二、安池俊也、Li Bin 16:00~16:15 「走査型イオン伝導顕微鏡によるバイオフィルムの形態観察とミクロな濡れ性」鈴鹿高専 ○平井信充、川戸渚、静岡大学 岩田太、鈴鹿高専 兼松秀行 16:15~16:25 総合討論・閉会挨拶平井信充(鈴鹿高専) 4.参 加 費:無料 ※資料(講演概要)は当日会場で配布。 ※事前申込不要。シンポジウムのみに参加される場合は、講演大会受付にお立ち寄りいただく 必要はありません。直接シンポジウム会場へお越しください。 問合せ先: 鈴鹿工業高等専門学校 生物応用化学科 平井信充 E-mail : hirai@chem.suzuka-ct.ac.jp |