鉄の技術と歴史研究フォーラム 第37回フォーラム講演会
[鉄の歴史における製鉄プロセス工学研究会(フェーズII)最終報告会] 「どのようにして従来製鉄法をプロセス工学的に解明するかPart V」 開 催 案 内 フォーラム座長 平井 昭司 2011年の東日本大震災の復興支援を通じて、低炉砂鉄製錬での銑押しと鉧押しの実証研究のご要望をいただき、2013年に「鉄の歴史における製鉄プロセス工学研究会」が発足しました。そのフェーズⅠ(2013年-2015年)では、原料・操業・反応に関して、文献研究・机上検討を行い、これを受けて、筆甫の製鉄を復元する会と協業し、高C低Siの流走溶銑を実証しました。 また、フェーズⅡ(2016年-2018年)では、次世代研究に向けて「低炉砂鉄製錬プロセスの理論と応用」の検討を通して「日本の鉄鋼製錬の魅力」を探り、次世代研究者と交流しました。 以上、これまでの6年間を総括し、また将来展望を目的に最終報告会を開催いたします。 1.日 時:平成31年2月1日(金)10:30~16:45 2.会 場:(一社)日本鉄鋼協会 第1・第2会議室 (中央区日本橋茅場町3-2-10 鉄鋼会館5階) 3.交 通:地下鉄東西線または日比谷線 茅場町下車、JR京葉線 八丁堀下車 徒歩5分) 4.協 賛:日本民具学会、日本鉱業史研究会、産業考古学会金属鉱山分科会、製鉄遺跡研究会 トキ・タカ基金 5.プログラム: 10:30~10:35 開会挨拶 フォーラム座長 平井 昭司 10:35~11:15 「高速製鉄プロセスの炉内反応-たたらの炉内反応」元東京工業大学 永田 和宏 11:15~11:55 「製鉄プロセス工学研究の理論と応用-宮城県丸森町筆甫のたたら製鉄技術」(株)コベルコ科研 松井 良行、元千葉工大 寺島 慶一、元東北大学 高橋 礼二郎 11:55~13:00 休 憩筆甫のたたら製鉄を復元する会 引地 芳郎、八巻 吉徳、庄司 一郎 13:00~13:40 「真砂、赤目の鉱物組成差と初期還元段階の還元構造差」 東京工業大学 渡邊 玄、元新日本製鐵(株) 稲角 忠弘、みよし風土記の丘友の会 谷井 宏 13:40~14:20 「新炭焼き法による木材の炭化機構と鉄鉱石のガス還元反応機構の類似性」元東北大学 高橋 礼二郎 14:20~15:00 「原材料から観た高炉・低炉・砂鉄製錬炉におけるスラグ設計」新日鐵住金(株) 砂原 公平 15:00~15:20 休 憩15:20~16:00 「シミュレーション・モデルによる低炉砂鉄製錬炉の炉内反応の研究」 東北大学 丸岡 伸洋 16:00~16:40 「五月祭たたら製鉄を通じた東大マテリアルのものづくり教育」東京大学 松浦 宏行 16:40~16:45 閉会挨拶フォーラム幹事 古主 泰子 6.参加費:2,000円、学生1,000(含:論文集代)[受付にてお支払下さい] 7.申込方法と締切日:参加ご希望の方は氏名、連絡先をご記入の上、E-mailまたはFAX にて、平成31年1月21日(月)までに下記宛お申込み下さい。 8.申込先・問合せ先: (一社)日本鉄鋼連盟 標準化センター/「鉄の技術と歴史」研究フォーラム幹事 古主 泰子 103-0025 中央区日本橋茅場町3-2-10 鉄鋼会館内 TEL:03-3669-4826、FAX:03-3669-0226、E-mail:furunushi@jisf.or.jp |