環境・エネルギー・社会工学部会 エコメタラジーフォーラム主催 鉄鋼業の省エネルギー・CO2削減のためのエコメタラジーシンポジウム －CO2の分離回収を伴わないCarbon dioxide Capture-Less-Utilize（CCLU）プロセスの検討－
昨今、DACおよびCCUプロセスの実証試験などのニュースが聞こえてきますが、一旦大気中に放出されたCO2を分離・回収するコストは高く、実用化に向けて排ガスを直接利用する方法を構築する必要があります。しかしながら、CO2の分離回収を伴わないCarbon dioxide Capture-Less-Utilize（CCLU）プロセスの実現のためには、排ガス中のCO2濃化技術の開発や、排ガス中の不要成分に影響されないプロセスを構築しなければなりません。 本シンポジウムでは、排ガス中のCO2を直接利用するプロセスに注目し、旧来から実用化されているCO2変換、非変換型CCUプロセスの紹介、排ガスを直接使用するCCLUプロセスについての講演を行い、CCLU含むCCUプロセスを広く世の中に紹介し、この分野の研究を活性化したいと考えております。多数の方々のご参加をお待ちしております。 １．日 時：2019年9月11日(水) 13:00～17:00 ２．場 所：岡山大学 津島キャンパス一般教育棟B棟3階B33室 （第178回秋季講演大会 第5会場） ３．共 催：（公社）化学工学会 熱工学部会 ４．協 賛：（一社）日本エネルギー学会、（一社）日本鉄鋼協会 中国四国支部、 （公社）日本金属学会 中国四国支部、岡山地区化学工学懇話会 ５．プログラム 13:00 開会の挨拶 エコメタラジーフォーラム主査 丸岡伸洋（東北大） 13:05 シンポジウム趣旨説明 エコメタラジーフォーラム CO2グループリーダー 遠山岳史（日大） 13:15 基調講演CO2有効利用技術の動向と課題 大場茂夫（応用物性研究所） 13:45 NEDOにおけるCO2分離・回収技術とCCUSについて 越後拓海（NEDO） 14:10 高酸素富化操業による排ガス中のCO2の高濃度化（酸素高炉） 〇髙橋功一、野内泰平（JFE） 14:35 CO2排出削減のための鉄鋼スラグ新利用法の提案 中垣隆雄（早大） 休憩 15:10 （仮）化学プロセス（アンモニアソーダ法）におけるCO2の利用 秋山深平（トクヤマ） 15:35 沈降炭酸カルシウム（PCC）製造におけるCO2の利用 田中利幸（奥多摩工業） 16:00 コンクリートスラッジを活用したMineral Carbon Capture & Utilization（MCC&U）技術 早川康之・佐々木猛（日本コンクリート工業） 16:25 CCLUプロセスを用いた機能性フィラーの創製 遠山岳史（日大） 16:50 閉会の挨拶 エコメタラジーフォーラム CO2グループ 飯塚 淳（東北大） ６．参 加 費：無 料 ７．そ の 他： *本シンポジウムのみに参加される場合、鉄鋼協会受付にお立ち寄りいただく必要はありません。 直接シンポジウム会場へお越し下さい。事前申込み不要です。 *最新情報につきましては、ホームページをご参照下さい。https://bit.ly/2YvgGpm
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