高温プロセス部会/計測・制御・システム工学部会 シンポジウム「製銑プロセスにおける計測技術の現状と高度化に向けた課題」開催案内
原料である鉄鉱石と石炭等から溶鉄を作り出す製銑プロセスは、鉄鋼業においては安定生産が最重要視されるプロセスでありながら、近年は高い生産性の確保と同時に資源劣質化対応と温室効果ガスの排出削減が要求されています。巨大な設備を用いた高温プロセスであるために従来把握できなかったプロセス状況を、新たに測定し操業に反映できれば、これら要求に対応できる可能性があります。本シンポジウムでは、原料及び高炉分野のプロセス概要と計測ニーズ、ならびに、適用可能性のある最新の計測シーズを紹介し、議論することで、今後の研究開発の促進を目指します。 1.日 時:2019年9月11日(水)13:00~17:20 2.場 所:岡山大学 津島キャンパス 一般教育棟B棟4階 B41 (第178回秋季講演大会第3会場) 3.プログラム:司会:深田喜代志(JFE) 13:00~13:05 開会の挨拶と趣旨説明 村上太一(東北大) 13:05~13:55 「焼結・コークスプロセスでの計測技術と測定ニーズ」山本哲也(JFE) 13:55~14:45 「高炉分野のプロセス概要と計測ニーズ」松崎眞六(日本製鉄) (休憩)司会:藤垣元治(福井大) 14:55~15:00 計測シーズの趣旨説明 伊勢居良仁(日本製鉄) 15:00~15:30 「深層学習による質感画像の認識・変換」下田和(電通大) 15:30~16:00 「電磁波による物質内部の可視化と定量計測」佐藤源之(東北大) 16:00~16:30 「光ファイバ超音波センサを用いた高温非破壊検査法」岡部洋二(東大) 16:30~17:00 「レーザー応用オンライン分析技術の産業プロセスへの適用」神本崇博(徳島大) 17:00~17:20 総合討議17:20 閉会の挨拶 4.参 加 費:無料 ※事前申込不要。シンポジウムのみに参加される場合は、講演大会受付にお立ち寄り いただく必要はありません。直接シンポジウム会場へお越しください。
|