創形創質工学部会 先進的多軸応力試験による鋼板成形の高度化研究会 最終報告会「鋼板材料モデリングの進歩と課題」
成形シミュレーションの活用によるトライレス(試行錯誤なし)製造の確立が渇望されています。プレス成形シミュレーションの高精度化のためには、多軸応力下での材料の変形特性を精度よく再現可能な材料モデルが必要不可欠です。本シンポジウムでは、鋼板およびその周辺材料を対象として、材料モデル、材料試験方法、材料モデルの精度検証、成形シミュレーションの解析精度に及ぼす材料モデルの影響、などの観点から、当研究会の活動から得られた鋼板の材料モデリングに係る最新の研究成果を総括するとともに、今後の課題について議論を深めます。 1.開催日時:2019年3月21日(木)13:00~17:00 2.開催場所:東京電機大学 東京千住キャンパス(第177回春季講演大会 第9会場) 3.【プログラム】 司会 吉田健吾(静岡大) 13:00 13:10 開会のあいさつ 桑原利彦(農工大) 1 13:10 13:30 多軸応力下における鋼板の加工硬化特性と材料モデリング-実験結果の総括- 桑原 利彦(農工大) 2 13:30 13:50 外接多角形による降伏関数の簡易同定法瀧澤 英男(日工大) 3 13:50 14:10 平面ひずみ引張試験による等塑性仕事面上の応力点探索濱崎 洋(広島大) 4 14:10 14:30 板材の単軸圧縮試験法小泉 隆行(山形大) 5 14:30 14:50 単軸引張時のせん断ひずみを用いた各種 異方性降伏関数の検証石渡 亮伸(JFE) 14:50 15:00 休憩司会 瀧澤英男(日工大) 7 15:00 15:20 結晶塑性解析による鋼板の加工硬化特性の予測 浜 孝之(京大) 8 15:20 15:40 薄鋼板のプレス成形時の表面性状変化の 結晶塑性シミュレーション久保雅寛(新日鐵住金) 9 15:40 16:00 非線形負荷経路に対する弾塑性変形の測定および塑性流動則の提案吉田健吾(静岡大) 10 16:00 16:20 異方性薄板の塑性変形解析への非関連流れ則に基づく構成式に関する研究呉 博尋(東大) 11 16:20 16:40 金属板材の数値二軸引張試験への機械学習の応用山中 晃徳(農工大) 12 16:40 17:00 質疑応答4.参加方法 参加費無料。講演概要集あり。当日会場で受付致します。講演大会に参加登録しなくても聴講可。 ※シンポジウムのみに参加する場合でも、開催大学の入館セキュリティーの関係から、鉄鋼協会シンポジウム受付(1号館1階)で名札を受け取って下さい。
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