材料の組織と特性部会 鉄鋼インフォマティクス研究会最終報告会 「鉄鋼インフォマティクス研究の最前線」シンポジウム開催案内
材料開発を革新的に加速する新たな潮流として数学、人工知能と材料工学の連携に注目が集まっています。本シンポジウムでは、マテリアルズインフォマティクスを牽引しておられる最先端研究者の方にそれぞれの分野の現状を解説いただくとともに、新進気鋭の若手・中堅研究者の方にも研究成果を報告していただく機会を設けました。当初注目されなかった計算工学による材料設計が今日では汎用の研究ツールとなっているように、マテリアルズインフォマティクスが10年後、20年後に汎用ツールとして活用されることを期して、本シンポジウムを開催します。興味を待たれた方は奮ってご参加くださいますようご案内申し上げます。(研究会主査:足立吉隆(名古屋大学)) 1.日時:2018年3月19日(月)9:00 ~ 3月20日(火)11:30 2.会場:千葉工業大学 新習志野キャンパス7号館2階7202 (第175回春季講演大会第15会場) 3.プログラム(予定) 3月19日(1日目)座長 足立吉隆(名古屋大学) 9:00 - 9:30 主査:足立吉隆 研究会の成果概要説明 9:30 - 10:30 基調講演:寺倉清之(東京大学、NIMS) マテリアルズインフォマティクス 10:30 - 11:30 基調講演:小関敏彦(東京大学) マテリアルズインテグレーション 11:30 - 12:30 基調講演:船津公人(東京大学) ケモインフォマティクス 座長 井上純哉(東京大学) 13:30 - 14:30 基調講演:田中功(京都大学) バーチャルスクリーニングによる物質探索 14:30 - 15:30 足立吉隆(名古屋大学) 高次元材料情報学 15:30 - 16:30 小山敏幸(名古屋大学) 計算熱力学と計算組織学における情報学の活用 16:30 - 17:00 総合討論 (座長 林邦夫(新日鐵住金)、石川信行(JFEスチール)) 3月20日(2日目)座長 小山敏幸(名古屋大学) 9:00 - 9:30 弘川奨悟(鹿児島大学) スパース学習とニューラルネットワークによる応力ひずみ曲線の推定 9:30 - 10:00 田口茂樹(鹿児島大学) 機械学習型画像処理による組織検出精度の検討 10:00 - 10:30 塚田祐貴(名古屋大学) フェーズフィールド法と機械学習の融合 10:30 - 11:00 諸岡聡(原子力研究機構)中性子線による単相、複相組織鋼の弾塑性変形挙動解析(記述子の提案1) 11:00 - 11:30 古賀紀光(横浜国立大学)デジタル画像相関法による単相、複相組織鋼の塑性変形挙動解析(記述子の提案2) 4.参加費: 無料 5.事前申込: 不要 6.シンポジウム資料: 当日会場で配布 ※シンポジウムのみに参加する場合、鉄鋼協会受付にお立ち寄りいただく必要はありませんので、直接シンポジウム会場へお越し下さい。 7.問合せ先: 足立吉隆 名古屋大学 大学院工学研究科 E-mail: adachi.yoshitaka@material.nagoya-u.ac.jp、TEL: 052-789-4858 |