「鉄の技術と歴史」研究フォーラムは、日本古来の製鉄法、特に砂鉄を原料とする製鉄法と、そこから生産される和鉄・和鋼・和銑の加工法の技術と歴史を科学的にかつ学際的に研究し、学問的解明を図ることと共に、さらに一層発展させ、新たな鉄鋼技術のシーズを探求することを目指してて、講演会、シンポジウム、公開発表会及び研究会を開催する活動を目的としています。 1997年(平成9年)に「前近代における鉄の歴史」自主フォーラム(初代座長:館 充)として発足し、次いで2001年(平成11年)にフォーラム名称を「鉄の歴史-その技術と文化-」フォーラム(二代目座長:雀部 実、三代目座長:寺島慶一、四代目座長:高橋礼二郎)に変え、さらに、2010年(平成22年)に「鉄の技術と歴史」フォーラムと名称を変え活動を継続してきました。その後2012年(平成24年)8月に日本鉄鋼協会内でのフォーラムの在り方を検討する委員会の提案の基、理事会直結の新たな「鉄の技術と歴史」研究フォーラム(四代目座長:高橋礼二郎、五代目座長:板谷 宏)を立ち上げましたが、主幹となる活動の目的は、従来と同様な研究活動でしたので、発足当時から現在までフォーラム活動としては、本年設立20周年を迎えることになりました。 これまで本フォーラム活動を支えてくださった元座長を含め、考古、歴史、民俗及び製錬・精錬の専門家の方々を講師に迎え、これまでを振り返るとともに、将来を見据えた講演を下記の通りお願いしております。多数会員のご参加をお待ちしております。 六代目フォーラム座長 平井 昭司
記
1.主 催: | (一社)日本鉄鋼協会 鉄鋼プレゼンス研究調査委員会 「鉄の技術と歴史」研究フォーラム |
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| 2.協 賛: | 日本民具学会、日本鉱山史研究会、産業考古学会鉱山金属分科会、製鉄遺跡研究 トキ・タカ基金 |
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| 3.日 時: | 平成30年2月3日(土)10:00~16:55 |
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| 4.会 場: | 東京工業大学 大岡山キャンパス レクチャーシアター(西5号館 3F) [〒152-8552 東京都目黒区大岡山2-12-1] |
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| 5.交 通: | 東急大井町線または目黒線 大岡山下車 徒歩1分(会場まで約5分) |
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6.プログラム:(時間、演題は変更される場合があります) |
| 10:00~10:10 | 開会挨拶 |
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| フォーラム座長 平井 昭司 |
| 10:10~10:55 | 「鉄の技術と歴史」研究フォーラムの20年-これまでとこれから- |
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| 元東北大学 高橋 礼二郎 |
| 10:55~11:40 | 「鉄の技術と歴史」研究フォーラムと鉄の考古学20年 |
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| たたら研究会 穴澤 義功 |
| 11:40~12:25 | 韓国における砂鉄製錬 |
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| 島根県立古代出雲歴史博物館 角田 徳幸 |
| 12:25~13:25 | -昼 食 休 憩(60分)- |
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| 13:25~14:10 | 古来砂鉄製錬の技術論-レビューと今後の研究課題- |
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| 元JFEスチール 板谷 宏 |
| 14:10~14:55 | 「沸き花」から見たたたら製鉄の冶金理論 |
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| 東京工業大学 永田 和宏 |
| 14:55~15:15 | -休 憩(20分)- |
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| 15:15~16:00 | MISSING SWORDS―戦後民間武器回収と略奪された国宝― |
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| 刀剣ジャーナリスト 土子 民夫 |
| 16:00~16:45 | 自動車用薄鋼板の技術革新とその社会背景 |
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| 九州産業大学 黒田 光太郎 |
| 16:45~16:55 | 閉会挨拶 |
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| 7.懇親会:
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| 17:40~19:40 | (鴻元食坊:大岡山北口商店街 大岡山駅より徒歩8分) |
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| 8.参加申込方法: | 参加ご希望の方は、講演会・懇親会参加の有無、氏名、連絡先(自宅住所または勤務先・所在地)、電話/FAX、メールアドレス(ブロック体で記入)を明記の上、下記12.申込先・連絡先宛お申込み下さい。 |
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| 9.参加申込締切日: | 平成30年1月26日(金) | | | 10.参加費: | シンポジウム:2000円(会場受付にてお支払下さい) | | | 11.懇親会費: | 3,200円(当日の取消しはご遠慮願います。) | | | 12.申込先・連絡先: | 本件に関する申込み、連絡、問合わせは下記宛お願いいたします。 〒103-0025 中央区日本橋茅場町3-2-10 鉄鋼会館内 (一社)日本鉄鋼連盟 標準化センター 「鉄の技術と歴史」研究フォーラム 幹事 古主 泰子 TEL:03-3669-4826 FAX:03-3669-0226 E-mail:furunushi@jisf.or.jp |
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