材料の組織と特性部会 「ステンレス鋼の特性と転位挙動」自主フォーラム 「ステンレス鋼の転位挙動と特性」シンポジウム開催案内
ステンレス鋼は耐食性・耐熱性だけでなく優れた機械的性質を有し,幅広い用途に使われています。ステンレス鋼の各種特性は合金成分や、加工および熱処理により変化する金属組織によって制御することができ、本自主フォーラムでは金属組織における転位挙動の観点から各種ステンレス鋼の特性を検討しています。今回のシンポジウムでは、転位挙動と特性に焦点を当て、最近のこれまでに蓄積してきた知見と新しい研究成果を紹介し、大学や企業の垣根を越えた情報交換・技術討論を行いたいと考えております。 1. 日時:2018年3月19日(月) 9:00 ~ 11:50 2. 場所:千葉工業大学 新習志野キャンパス7号館7205(第175回春季講演大会第14会場) 3. プログラム: 9:00~9:05 開会の挨拶 「ステンレス鋼の転位挙動と特性」自主フォーラム座長 高木 節雄(九州大学) 座長:窪田 和正(愛知製鋼) 9:05 ~9:35 「Direct fitting法によるWilliamson-Hallプロットの補正方法」 高木 節雄(九州大学) 9:35 ~9:55 「フェライト系ステンレス鋼の転位密度評価におけるWH法とM-WH/WA法の比較」 水谷 映斗(JFEスチール) 9:55 ~10:15「マルテンサイト系ステンレス鋼SUS431の金属組織と硬さ」 川上 遼(愛知製鋼) 10:15~10:25 休憩(10分) 座長:柘植 信二(新日鉄住金ステンレス) 10:25~10:45「625合金の炭化物析出と耐粒界腐食性に及ぼす塑性変形の影響」 菊竹 孝文(日本冶金工業) 10:45~11:05「高Mnオーステナイト鋼の積層欠陥エネルギーに及ぼす添加元素の影響」 細田 孝(山陽特殊製鋼) 11:05~11:25「高窒素オーステナイト系ステンレス鋼の冷間加工および冷間加工-時効後の転位と組織」 成田 修二(大同特殊鋼) 11:25~11:45「SUS304鋼線の常温リラクセーション特性と転位挙動に及ぼす冷間加工率の影響」 山先 祥太(新日鐵住金ステンレス) 11:45~11:50 総括 高木 節雄(九州大学) 4. 参加費:無料 ※資料(講演概要)は当日会場で配布,事前申込み不要。 ※シンポジウムのみに参加する場合,鉄鋼協会受付にお立ち寄りいただく必要はありませんので,直接シンポジウム会場へお越し下さい。
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