高温プロセス部会「スラグ・介在物制御による高清浄度クロム鋼溶製」研究会 中間報告会開催案内スラグ
本研究会では、高清浄度クロム鋼溶製のキーとして、CaO-SiO2-CrOx系スラグ、介在物に焦点を絞り、この2相をコントロールするために必要なデータを実験的に求め、メタル中の成分濃度、スラグ・介在物の組成変化の予測が可能なプロセスモデルを構築することを目指している。 本シンポジウムでは、本研究会の成果について中間報告を行う。 1.日 時:2018年9月19日(水)13:00~17:30 2.場 所:東北大学 川内キャンパス 講義棟B102 (第176回秋季講演大会 第2会場) 3.プログラム:13:00~13:05 開会挨拶 三木貴博(東北大) 13:05~13:25 「CaO-CrOx-SiO2系スラグ中Cr2O3溶解度の酸素分圧依存性」加藤千聖、李智、○小林能直(東工大) 13:25~13:45 「Cr2O3を含有する固相中の成分活量測定」〇長谷川将克、橋本修志、岩橋広大(京大) 13:45~14:05 「X線吸収分光を用いたCaO-SiO2混合酸化物中クロムの化学状態分析」○篠田弘造(東北大) 14:05~14:25 「上底吹き転炉でのステンレス鋼脱炭反応に及ぼすスラグ組成、上吹き撹拌力の影響」○菊池直樹、岸本康夫(JFE) 14:35~14:55 「高Cr鋼のAl脱酸における非金属介在物の生成機構」○小野英樹(富山大)、冨永英太郎、大東佑汰(阪大)、樋口善彦(産技短大) 14:55~15:15 「1873 Kにおける溶融Fe-Cr合金のAl-Ti脱酸反応の熱力学」○南谷和哉、田中尚良、松浦宏行(東大) 15:15~15:35 「溶融Fe-Ni-Cr合金のCa脱酸平衡測定」高橋一輝、○三木貴博(東北大) 15:35~15:55 「Fe-Cr-Ni系ステンレス溶鋼におけるC、SiおよびOの平衡」○桐原史明、轟 秀和、小林祐介、阿比留裕輔(日本冶金) 16:05~16:25 「酸化物固体の溶融金属に対する濡れ性」張子瑶、○齊藤敬高,中島邦彦(九大) 16:25~16:45 「アーク溶解法によるステンレス鋼中介在物の評価」○江原靖弘(日新) 16:45~17:05 「CaO-MgO飽和スラグとの反応による介在物組成変化」劉春陽、高旭、○北村信也(東北大) 17:05~17:25 「Influence of the slag composition including CaF2 on the formation of Al2O3 and MgO・Al2O3 spinel inclusions during ladle treatment via simulation model」 Jeong-In KIM, ○Sun-Joong KIM(Chosun Univ), Shin-ya Kitamura(Tohoku Univ) 17:25~17:30 閉会挨拶4.参 加 費:無料 ※事前申込不要。シンポジウムのみに参加される場合は、講演大会受付にお立ち寄りいただく必要はありません。直接シンポジウム会場へお越しください。
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