評価・分析・解析部会 シンポジウム 「バイオフィルム被覆による鉄鋼スラグの新機能創出とその評価・分析I」
主催:研究会I「バイオフィルム被覆によるスラグ新機能創出」 座長:平井信充(鈴鹿高専)、副座長:井上亮(秋田大学)、高橋利幸(都城高専) 転炉系製鋼スラグは、沿岸域や農耕地の環境修復材など、水と接する環境下での利用が新たな機能創出という面で注目されている。その際、スラグ表面にはバイオフィルムが形成される。バイオフィルムは含有する微生物やEPSの作用により、溶出挙動や藻場創成力などスラグの機能に影響を与えることが期待できる。本シンポジウムは、水と接する環境下におけるスラグの挙動や、スラグ上のバイオフィルムの挙動、これらの評価・分析技術についての討論を行う。 1.日時: 2018年9月19日(水) 13:00~15:50 2.場所: 東北大学・川内キャンパス マルチメディア教育研究棟6階 M601-2 (第176回秋季講演大会 会場15) 3.プログラム:13:00~13:05 開会挨拶 平井信充(鈴鹿高専) 13:05~13:20 「伊勢湾浸漬試験で製鋼スラグ上に形成されたバイオフィルム中の細菌叢解析」 鈴鹿高専 ○小川亜希子、三重大学 田中礼士、大阪大学 鈴木賢紀、鈴鹿高専 平井信充 13:20~13:35 「ジアンミン銀錯体によるバイオフィルム評価の検討」鈴鹿高専 ○幸後健、伊藤玲、杉和史 13:35~13:50 「TOC分析によるバイオフィルム定量の試み」鈴鹿高専 ○梅川響、甲斐穂高、東浦芙宇、平井信充 13:50~14:05 「種々のシラン系樹脂で被覆したスラグ表面へのバイオフィルム形成の差異」ディアンドディ ○佐野勝彦、鈴鹿高専 兼松秀行、平井信充、黒田大介、小川亜希子、 幸後健 休憩(15分) 14:20~14:35 「有機被膜による製鋼スラグからのアルカリ溶出抑制」 秋田大学 ○魚石凱斗、高崎康志、井上亮、 JFEスチール 高橋克則 14:35~14:50 「製鋼スラグから有機酸含有水に溶出した元素の存在形態の検討」東京大学 川崎大輝、○松浦宏行 14:50~15:05 「電気炉酸化スラグの純水への溶出におよぼす殺菌灯照射の影響」豊橋技術科学大学 ○横山誠二、安池俊也、Li Bin 15:05~15:20 「スラグへの生体分子または微生物コーティングとその効果の検証」都城高専 ○高橋利幸 15:20~15:35 「枯草菌ないし海洋菌バイオフィルムで被覆した製鋼スラグを浸漬した人工海水のpH測定」鈴鹿高専 廣田さくら、加藤花、中川元斗、○平井信充 15:35~15:50 総合討論・閉会挨拶 平井信充(鈴鹿高専)4.参加費: 無料 ※資料(講演概要)は当日会場で配布,事前申込み不要。 ※シンポジウムのみに参加する場合,鉄鋼協会受付にお立ち寄りいただく必要はありませんので,直接シンポジウム会場へお越し下さい。 5.問い合わせ先: 鈴鹿工業高等専門学校 生物応用化学科 平井信充E-mail: hirai@chem.suzuka-ct.ac.jp |