建設用鋼材利用検討WG「腐食劣化解析に基づく鋼構造物維持の最適化」研究会 環境「高経年化した鋼構造物の維持管理」フォーラム/共催シンポジウム 「インフラ構造物の経年劣化に対する維持管理の現状IV」開催案内
社会インフラの高経年化が問題になっています。同時に、人口減少や経済的な課題もあり、戦略的な維持管理や補修・更新が求められています。これまでに、“インフラ構造物の劣化と寿命”をテーマとしてインフラ構造物の現状をはじめ、腐食や疲労による劣化損傷に関してシンポジウムを開催してきました。本シンポジウムでは、腐食の観点からの維持管理に関する講演と腐食劣化解析に基づく鋼構造物維持の最適化研究会の活動の紹介を行います。予測技術・数理解析法を含めたさまざまなインフラ構造物の経年劣化およびその維持管理の現状に焦点を当て、鋼構造物維持の最適化について議論したいと思います。多数の方々のご参加をお待ちしております。 1. 日 時:2018年9月20日(木)13:20~17:00 2. 場 所:東北大学川内キャンパス 講義棟A106 (第176回秋季講演大会 第5会場) 3. プログラム: 13:20~13:25 開会の挨拶 13:25~14:25 鋼橋および港湾構造物の防食に関する維持管理の現状 今井篤実(日鉄住金防蝕) 14:25~14:45 Cl-を含む水溶液の乾湿繰り返し環境におけるFeの腐食形態の観察千葉 誠(旭川高専) 14:45~15:20 CCDおよびケルビン法を用いた腐食初期挙動の解析廣畑洋平、春名 匠(関西大) 15:20~15:40 すきま構造部における炭素鋼の腐食挙動と溶存酸素濃度分布解析による腐食評価多田英司、前田初美(現IHI)、大井 梓、西方 篤(東工大) 15:40~16:00 鋼製模擬構造物各部位の腐食モニタリング片山英樹(物材機構) 16:00~16:20 鋼の水溶液腐食におよぼす金属カチオンの役割坂入正敏(北大) 16:20~16:55 総合討論16:55 閉会の挨拶 4. 参 加 費: 無料 ※事前申込み不要。 ※シンポジウムのみに参加する場合,鉄鋼協会受付にお立ち寄りいただく必要はありませんので,直接シンポジウム会場へお越し下さい。
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