1.期 日: | 2018年6月4日(月)9:30~6月5日(火)15:00 |
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2.会 場: | 東北大学 多元物質科学研究所 事務部棟 大会議室 (F02) 〒980-8577 仙台市青葉区片平2丁目1-1 |
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3.講義の概略: | 日本の鉄鋼業は高級鋼の製造で国際競争力を維持強化する戦略を打ち出している。この戦略を支えるには精錬プロセスの向上が不可欠である。精錬とは、溶鋼を様々な組成、温度に精度良く、かつ、効率的に造り分けるプロセスであるが、変動要因が多岐に渡るためバラツキが大きいという欠点を持っている。これを改善するには、プロセスの本質を平衡だけでなく速度論を含めて把握する必要がある。 本専科ではこれから研究開発の中核になる世代の若手研究者を対象に、精錬プロセス解析方法について説明する。内容は、まず速度論による各反応の原理を理解し、次いで上吹き底吹き等の要素技術のモデル化について説明し、最後に実際のプロセス解析事例を紹介する。
<講義の目次> 1.冶金反応 1.1 転炉脱炭反応 1.2 真空下での脱炭反応 1.3 スラグ・メタル反応 1.4 ガス・メタル反応 2.要素技術の指標とモデル 2.1 上吹きジェット 2.2 ガス吹き込み 2.3 撹拌混合 2.4 粉体インジェクションとエマルジョン 2.5 物質移動係数 2.6 固体の溶解 3.プロセス解析 3.1 溶銑脱燐プロセス 3.2 転炉プロセス 3.3 真空脱炭プロセス 3.4 インジェクション脱燐・脱珪プロセス 3.5 脱硫プロセス |
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4.プログラム概略:
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6/4(月) | 09:30 集合 09:30~18:00 講義 18:30~20:30 夕食・懇親会 |
6/5(火) | 09:30~15:00 講義 アンケート収集後、解散 |
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5.講 師: | 北村信也(東北大学教授) |
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6.幹 事: | 田村鉄平(新日鐵住金:本コースの円滑な運営のための世話役) |
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7.募集定員: | 10~20名(定員オーバーの場合や参加資格を満たさない場合はお断りすることがあります。) |
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8.参加資格: | 国内に生産拠点を有する維持会員企業に属する日本鉄鋼協会個人正会員 国内に生産拠点を有する維持会員企業の推薦を受けた企業会員(日本鉄鋼協会個人正会員) 日本の大学に属する若手教員(日本鉄鋼協会個人正会員) 上記の中で、鉄鋼工学セミナー修了者または同等以上の経験・能力を有する方 |
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9.費用(税込): | 受講料 | 26,000円(本会維持会員会社所属の方、大学若手教員) 36,000円(上記以外の方) | 懇親会費、他 | 7,500円 |
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| ※当日現金支払いでお願いいたします。なお、宿泊は各自でご手配願います。 |
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10.申込締切日: | 2018年5月11日(金)期日厳守 キャンセルは2018年5月25日(金)までにお願いいたします。 |
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11.申込方法: | 申込みは終了いたしました。 ※なお、申込みいただいたデータは、当該専科に関する業務以外の用途には使用いたしません。 |
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12.問合せ先: | 新日鐵住金(株) 技術開発本部 プロセス研究所 製鋼研究部 主幹研究員 田村鉄平 TEL. 0479ー46ー5510 / FAX. 0479ー46ー5142 E-mail: tamura.x74.teppei@jp.nssmc.com 〒314-0255 茨城県神栖市砂山16-1 |