(一社)日本鉄鋼協会創形創質工学部会・(一社)日本鋼構造協会交流企画連絡会 第15回鉄鋼材料と鋼構造に関するシンポジウム 開催のご案内 テーマ:「高強度化で広がる鋼構造の新しい世界~建築と橋梁の適用可能性と課題~」
平成10年からスタートしました(一社)日本鉄鋼協会と(一社)日本鋼構造協会の交流企画連絡会主催によるシンポジウムは第15回を迎え、今回は、日本鉄鋼協会春季講演大会会場において「高強度化で広がる鋼構造の新しい世界~建築と橋梁の適用可能性と課題~」を主題として開催することになりました。 本シンポジウムは、建築分野、橋梁分野での高強度鋼適用に精通した(一社)日本鋼構造協会の先生方にご講演をお願いし、最新の研究成果や最近の使用実例、さらに今後の課題等について、ご紹介いただきます。その後、パネルディスカッションや活発な討議を通して、今後の展望を考える機会として頂けたら幸いと考えています。奮って、ご参加ください。 1.開催日時:2017年3月17日(金)13:00~16:05 2.開催場所:日本鉄鋼協会第173回春季講演大会 第9会場 (首都大学東京 南大沢キャンパス 12号館 203号室) 3.プログラム 座長 井上 健裕 (交流企画連絡会 主査) 13:00~13:05 開会の挨拶 井上 健裕 (新日鐵住金) 13:05~14:05 「高強度鋼に適した建築構造計画」について 多田 元英 (大阪大学) 【講演要旨】高強度鋼は高い強度と広い弾性範囲をもつ反面,塑性変形能力に劣る短所を有する.したがって,構造物の大規模化に対応するためだけに従来鋼を高強度鋼に置き換えても,短所が露呈すれば有効な活用法にはならない.ここでは,高強度鋼に適した各種の構造計画のアイデアを採り上げ,高強度鋼の効果的な活用方法を考察する. 14:05~15:05 「吊形式橋梁の長大化~構造形式の長大化とケーブルの高強度化~」 野上 邦栄 (元首都大学東京) 【講演要旨】吊橋および斜張橋などの吊形式橋梁の長大化の可能性について、新構造形式およびケーブルの高強度化に着目した話題を紹介する。まず国内外における吊形式橋梁の動向および長大化における新構造形式の開発について紹介する。次に、我が国のケーブルの設計法における安全率の変遷およびケーブルの高強度化と合理化について述べる。 15:15~16:00 パネルディスカッション 司会 川畑 友弥 (東京大学) パネリスト 壱岐 浩(新日鐵住金)、伊木 聡(JFEスチール)、北川 良彦(神戸製鋼所) および多田先生、野上先生(講演者) 話題提供(壱岐様、伊木様、北川様)に続いてパネルディスカッション 16:00~16:05 閉会の挨拶 4.参加費: 2,000円((一社)日本鉄鋼協会会員・(一社)日本鋼構造協会会員)、 3,000円(一般) ★参加費は当日会場で受付けます。テキストは当日配布します。 なお、プログラムの変更等は本会ホームページで行います。ご案内はホームページ上で随時更新しますので、それぞれの協会のホームページをご参照ください。
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