鉄鋼プレゼンス研究調査委員会「鉄の技術と歴史」研究フォーラム・第33回フォーラム講演会「どのようにして従来製鉄法をプロセス工学的に解明するか(Part-Ⅳ)」 開催案内(申込締切日:2017年1月27日)
(一社)日本鉄鋼協会「鉄の技術と歴史」研究フォーラムでは、日本古来の製鉄法,加工法の技術および歴史を世界的・科学的に研究し、学術的課題の形成を目指すとともに、新たな鉄鋼学問のシーズを探求することを目的としています。 2011年、東日本大震災に見舞われた東北地方の震災復興支援を通して、低炉砂鉄製錬での“銑押しと鉧押し”の実証的な研究に向け、製鉄プロセスへの工学的アプローチのご要望を受け、2013年、「鉄の歴史における製鉄プロセス工学研究会」が発足しました。 フェーズⅠ(2013~2015年)では、おもに原料・操業・反応に焦点を当てた研究が進められ、さらに、その実証として「筆甫の製鉄を復元する会」との協業の結果、古来砂鉄製錬の高C(3.97%)低Si(0.03%)流走溶銑が得られつつ、当初の“銑押しと鉧押し”への反応工学的アプローチが纏まりつつあります。 フェーズⅡ(2016~2018年)では、より実践的なプロセス工学的アプローチとして「低炉砂鉄製錬プロセスの理論と応用」を取り上げ、その研究を通して「日本鉄鋼製錬の魅力」を探りたいと思います。 今年度は、3ケ年計画の初年度にあたり、標記「Part-Ⅳ」として「低炉砂鉄製錬プロセスの理論と応用」に関して、問題を解決することそれ自体よりも、問題を見いだすこと、問題を提起することを目的に第4回講演会を下記により開催いたします。 記
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