創形創質工学部会 第46回トライボロジーフォーラム研究会 開催案内 テーマ:「熱・冷間圧延における振動現象の現状と対策」(申込締切日:2017年6月5日)
近年、環境調和に対する関心の高まりなどから、自動車用鋼鈑や缶用鋼鈑など、鋼板の薄物化・軽量化に対するニーズが高いが、自動車の衝突安全性や缶の強度を維持するためには、併せて鋼板を高強度化する必要がある。また、圧延工程において、薄物を従来と同じ生産量とするためには、圧延速度を速くする必要がある。すわわち、鋼板の熱間圧延や冷間圧延では、より高強度の材料をより薄く、より速く圧延することが求められている。このような圧延条件下において、圧延機の振動に起因する板厚変動が発生する場合があり、その現象解明と対策が求められている。そこで、本研究会では、熱・冷間圧延における圧延機の振動現象に関する研究成果について紹介頂き、今後の方向性を議論したいと思います。今後の研究開発の一助に資することを期待し、多数のご参加をお待ちしております。 1.開催日時:2017年 6月 12日(月) 13:00~16:45 2.場所:機械振興会館(東京)B3-6号室 住所・電話:〒105-0011 東京都港区芝公園3-5-8 電話 (03)3434-8211(代表) 3.プログラム 13:00~13:05 開会の挨拶 トライボロジーF 主査 宇都宮 裕(大阪大学) 13:05~14:05 基調講演「圧延におけるチャタリング現象の事例紹介」 本城 恒(YJS研究室) 14:05~14:45 「冷間タンデムミルのチャタリングモデルの開発」 前田 恭志(神戸製鋼所) 14:45~15:00 休 憩 15:00~16:00 「冷間タンデムミルにおけるチャタリング現象と潤滑制御」 木村 幸雄(JFEスチール) 16:00~16:40 「熱延用ミルスタビライザーの適用事例」 古元 秀昭(Primetals Technologies Japan) 16:40~16:45 閉会の挨拶 トライボロジーF 主査 宇都宮 裕(大阪大学) 4.参 加 費:2,000円/人(課税扱い,消費税込) 当日受付にてお支払い下さい.但し,創形創質工学部会トライボロジーフォーラム会員は無料です.なお,当日フォーラム会員に入会される方は次回から無料となります. 5.資 料:当日会場にて配布します. 6.申込方法:参加者の氏名(日本鉄鋼協会会員番号),所属,連絡先をFAXまたはe-mailで下記に ご連絡ください. 7.申込期限:2017年6月5日(月)
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