計測・制御・システム工学部会 次世代鉄鋼業のあるべき姿を具現化するシステム技術 -不確実な時代に対応する新しいシステム技術- 第1回公開フォーラム「現状のAI技術の本質と展望」開催案内(申込締切日:2017年10月27日)
日本鉄鋼協会 計測・制御・システム工学部会 システムフォーラムでは、第1回フォーラム「現状のAI技術の本質と展望」を下記の要領で開催いたします。 1. 趣 旨: 本フォーラムでは「次世代鉄鋼業のあるべき姿を具現化するシステム技術」をテーマに活動を推進しています。近年AI技術が注目され、80年代の「AIブーム」の再来を思わせる状況となっています。80年代のAIブームは、情報技術の発展に大きく寄与した反面、応用面では、期待が大きすぎたこともあり挫折することも多かったと思われます。そこで「今回は何が違うのか」といった観点も含め、この30年来の技術イノベーションや将来動向について、専門家の方々からお話をお伺いする機会を設定いたしました。多数の皆さまのご参加をお待ちしております。 2. 主 催:計測・制御・システム工学部会 システムフォーラム 3. 協 賛:計測自動制御学会、システム制御情報学会、人工知能学会、IEEE SMC Japan Chapter 4. 日 時:2017年11月2日(木)13:00~17:00 5. 場 所:日本鉄鋼協会 第1会議室 (〒103-0025 東京都中央区日本橋茅場町 3-2-10 鉄鋼会館5階) 6. プログラム:(質疑応答含) 13:00~13:10 フォーラム・部会紹介 座長・主査 鳩野逸生(神戸大) 13:10~14:10 講演「人工知能概観 -システム情報的な視点から-」 講師 玉置 久(神戸大) 情報インフラの高度化を背景に「人工知能」がこれまでにない大きなブームを呼んでいる。少々極端な見方をすれば、振る舞いレベルでシステムを捉え、その制御・運用を試みるといったアプローチである。本講演では、このような「人工知能」について、その歴史を振り返るとともに、システムズアプローチと関連・対照させながら、現状ならびに今後の動向・展望を俯瞰してみたい。 14:10~15:10 講演「囲碁AIは如何にして人間に勝利したのか? -深層強化学習技術の仕組みと可能性-」 講師 榊原一紀(富山県立大) 2017年5月にコンピュータ囲碁ソフトのAlpha Goが、囲碁世界ランキング1位のプレーヤーに3連勝した。本講演ではAlpha Goを題材に取り上げ、最新の機械学習技術についてその仕組を紹介し、その成功の理由と可能性を探る。 15:10~15:20 休憩 15:20~16:20 講演「人とAIの協調による新たな社会価値の実現にむけて」 講師 山田昭雄(NEC) NECは半世紀にわたるAI研究の結晶「NEC the WISE」で、人とAIの協調による叡智の実現、社会価値創造を推進しています。人を超える迅速かつ精緻な判断力で意思決定を支援するAI、人を超える全体俯瞰力で大規模複雑なシステム運営を助言する最適化AI、人を超える高速な試行錯誤プロセスで専門家レベルのAI活用を現場担当者でも可能にする分析自動化など、最新技術を事例と共にご紹介します。 16:20~16:50 総合討論 7. 定 員:40 名 8. 参 加 費 :日本鉄鋼協会会員・協賛学会会員:無料、非会員:2,000 円 9. 申込方法:勤務先、所属、連絡先、会員区分をご記入の上、E-mail にてお申込み下さい。 10. 申込期限:2017年10月27日(金)
|