「第21回公開研究発表会」を開催いたします。「日本における鉄の使用開始から近代鉄鋼業の確立に至るまで、歴史のすべての段階を世界的視野に立って研究する」ことを目指し、様々なアプローチの成果あるいは研究途上でも報告できる場として、また刺激的な講演会として好評を得ています。今回は研究発表10件の応募があり、バラエティーに富んだ報告と提供される話題を基に活発に議論し研鑽することによって、今後の研究を探る端緒を得ることが期待できると思います。合わせて平成28年度フォーラム総会とフォーラム賞受賞講演を開催いたします。多数会員のご参加をお待ちしております。
1.日 時: | 平成28年7月23日(土) 9:30~17:50(予定) | 2.会 場: | 東京工業大学 大岡山キャンパス 本館 1階 H111講義室 | 3.交 通: | 東急大井町線または目黒線 大岡山駅下車 徒歩1分(会場まで約5分) | 4.協 賛: | 日本民具学会 日本鉱業史研究会 産業考古学会金属分科会 製鉄遺跡研究会 トキ・タカ基金 |
|
|
5.講演プログラム:(時間、演題は変更される場合があります) |
| 09:30~09:35 | 開会挨拶 |
|
| フォーラム座長 板谷 宏 |
| 09:35~10:05 | 製鋼技術史の構築Ⅰ-精錬編- |
|
| 元新日鉄 堀口 浩 |
| 10:05~10:35 | 製鋼技術史の構築Ⅱ-凝固編- |
|
| 元新日鉄 堀口 浩 |
| 10:35~11:05 | 製鋼法の発展プロセスにおける科学と技術の関係―進化経済学によるアプローチ― |
|
| 明治大学 末永啓一郎 |
| 11:05~11:20 | 休 憩(15分) |
| 11:20~11:50 | ドイツ側史料に見る官営八幡製鐵所への技術移転の実態 |
|
| 元新日鉄 菅 和彦 |
| 11:50~12:20 | 幕末・維新期欧米派遣者の見た鉄鋼事情 ―新見遣米使節団、蘭国留学生団から岩倉米欧使節団までー |
|
| 元NKK 室賀 脩 |
| 12:20~13:20 | 昼食休憩 |
| 13:20~13:45 | 平成28年度フォーラム総会・フォーラム賞授賞式 |
| 13:45~14:25 | 受賞講演 上手岡鉄山の発掘調査と東日本大震災後の歴史資料への取り組み |
|
| 富岡町教育委員会 三瓶 秀文 |
| 14:25~14:40 | 休 憩(15分) |
| 14:40~15:10 | 古代脱炭鋳鉄と現代純鉄の柱状フェライト組織の共通点 |
|
| 九州工業大学 大坪 文隆、松木 康祐、恵良 秀則 広島大学 黒木 英憲 |
| 15:10~15:40 | クスリコガネの具備すべき特性について |
|
| 全日本刀匠会 久保 義博 |
| 15:40~16:10 | 東アジア梵鐘のなかの日本鐘生産の成立と展開―様式と技術の交流― |
|
| 京都橘大学 五十川伸矢 |
| 16:10~16:25 | 休 憩(15分) |
| 16:25~16:55 | 満鉄刀について |
|
| 鎌倉刀剣会 出島 宏一 |
| 16:55~17:25 | 韮山代官江川英龍の鉄製銃砲製造事業構想と刀工大慶直胤 |
|
| (株)銀座長州屋 小島つとむ |
| 17:25~17:30 | 閉会挨拶 | 6.懇親会 |
| 17:45~19:45 | 鴻元食坊(大岡山北口商店外) |
|
|
|
7.参加費: | ①講演会: 2,000円(含論文集代) ②懇親会: 3,100円(当日の取消しはご遠慮願います。) ※会場受付にてお支払下さい | 8.申込方法と締切日:
| ①申込方法: | 参加ご希望の方は講演会、懇親会の各出欠と氏名、連絡先をFAXまたはE-mailにて、下記9.宛に締切日までにお申込み下さい。 | ②申込み締切日: | 平成28年7月18日(月)厳守願います。 | 9.申込先・連絡先: | 本件に関する申込み、連絡、問合わせは下記宛お願いいたします。 従来は佐藤幹事が対応していましたが、今回から共同幹事の古主幹事が窓口となりますので、よろしくお願いいたします。
「鉄の技術と歴史」研究フォーラム 幹事 古庄 泰子 (一社)日本鉄鋼連盟 標準化センター 〒103-0025 中央区日本橋茅場町3-2-10 鉄鋼内会館 TEL:03-3669-4826 FAX:03-3669-0226 E-mail:furunushi@jisf.or.jp |
|
|