スマート製鉄システム研究会(SMART研)では製鉄の低炭素化と、増大が予測されるスクラップの導入に対応できるスマート製鉄プロセスとして「物質リサイクル型の持続可能な製鉄システム」(Sustainable Iron and Steel Making System based on Material Recycling Technologies, SMART)の構築を目指して研究を進めております。本シンポジウムはSMART研の中間報告会として開催いたします。二酸化炭素電気還元、製鉄プロセスにおける炭素・物質循環に関わる研究進捗を、研究会委員を中心に報告を行います。鉄鋼各社、大学・研究機関問わず多くの皆様のご出席頂き当該研究に対するご教授をお願いできれば幸いです。 1. 日時:2016年9月21日(水)10:00~15:25 2. 場所:大阪大学 豊中キャンパス 全学教育講義C棟3階C301(第172回秋季講演大会 第6会場) 3. プログラム
座長;加藤 之貴(東工大、研究会主査)、石井 純(JFE) | 10:00~10:05 | 挨拶、趣旨説明、加藤之貴(東工大) | 10:05~11:45 | SMART製鉄プロセスの検討 | ・「スマート製鉄システム研究の展開」 |
| 〇加藤之貴(東工大)、埜上 洋(東北大) | ・「炭素循環型製鉄炉の速度論的プロセス解析モデルの開発」 |
| 〇丸岡伸洋、埜上 洋(東北大) | ・「PSR炉におけるSMARTシステム適用効果の試算」 |
| 〇中垣 隆雄(早稲田大) | ・「充填層型溶解技術のSMART製鉄への応用」 |
| 〇山本 高郁(京都大) | ・「炭素循環製鉄に向けた炭素循環手法の検討」 |
| 〇加藤之貴、Nepomuceno Maria Caprisse Azucena(東工大) |
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| 11:45~12:45 | 昼食 |
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| 12:45~15:05 | SMART製鉄基盤技術へのアプローチ | ・「SMART製鉄のための高温CO2電解セルの開発」 |
| 〇石原 達己(九州大) | ・「CO2電解還元による炭化水素合成を目指したCo-N-C系電極触媒の開発」 |
| ○荻原 仁志、山中 一郎(東工大) | ・「異種炭材を用いた純鉄の荷重条件下における浸炭溶融挙動の観察」 |
| 〇大野光一郎、三浦槙也、前田敬之、国友和也(九州大) | ・「コークスガス化と鉄鉱石還元同時反応における水性ガスシフト反応の役割Part 1」 |
| 〇柏谷 悦章(京都大) | ・「製鋼スラグを用いた石炭ガス化プロセスにおける二酸化炭素利用法の熱力学的検討」 | 吴燕(東京大・北京大)、袁章福(北京科技大)、〇松浦宏行(東京大)、月橋文孝(東京大) | ・「鉄スクラップのリサイクル利用を考慮した製鉄システム」 |
| 〇小野 英樹(大阪大) | ・「SMART 製錬反応における動的状態とその制御に関するプロセス工学的アプローチ」 |
| 〇松井良行(コベルコ科研),寺島慶一(元千葉工大),高橋礼二郎(元東北大) |
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| 15:05~15:25 | 総合討論 |
| ・「総合討論」 |
| 〇加藤之貴(東工大)、埜上 洋(東北大) |
4. 参加費:2,000円(釣り銭のないようにご用意ください) ※資料は当日会場で配布、事前申し込み不要 ※シンポジウムのみに参加する場合、鉄鋼協会受付にお立ち寄りいただく必要はありませんので、直接シンポジウム会場へお越しください
問合せ先:石井 純 JFEスチール(株) Tel. 044-322-6404, E-mail: j-ishii@jfe-steel.co.jp |
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