1.目的:
「次世代鉄鋼業のあるべき姿を具現化するシステム技術」を主課題として、「データに基づく鉄鋼システムモデリング技術」を中心に、新技術の最新動向を調査するとともに、より具体化した手法を提案するための活動を推進しております。 本シンポジウムでは、「システム技術:ロボット開発・省エネ・資源循環の最新動向」と題して、ロボット開発・省エネ・資源循環の各分野におけるシステム技術に関する講演と議論を企画しました。皆様多数のご参加をお待ちしております。
2.主催: (一社)日本鉄鋼協会 学会部門計測・制御・システム工学部会/生産技術部門制御技術部会
3.日時: 2016年 11月24日(木) 13:30~17:00
4.場所: 大分オアシスタワーホテル 5階 「孔雀の間」
〒870-0029 大分県大分市高砂町2-48 (TEL.097-533-4411代表)
5.プログラム: 司会:倉橋 節也(筑波大)
13:30~13:35 | 開催の挨拶とシンポジウム趣旨説明 |
| 倉橋 節也(筑波大大学院) |
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| 13:35~14:35 | 講演「ロボット開発を加速するRobot Operating System (ROS)と
サービスロボットへの応用」 |
| 倉爪 亮(九州大大学院) |
| 近年、特に研究・試作用ロボットの開発では、RT MiddlewareやROS (Robot Operating System)などのミドルウエアを採用し、モジュール化された様々な処理プロセスを目的に応じて組み合わせることで、開発スピードの向上やコストの低減を実現する流れが広まっている。 本講演では、世界的に最もユーザ数が多いROSについて概説するとともに、ROSを用いたIoTシステム開発事例として、ヒト・ロボット共生空間Big Sensor Box、およびその制御システムであるROS-TMSを紹介する。 |
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| 14:35~15:35 | 講演「e-F@ctoryで実現するエネルギー管理と省エネ推進」 |
| 小林 一美(三菱電機) |
| 顧客ニーズの多様化、高度化、ビジネス環境の複雑化と同時に、ITを活用する環境が進展している。当社では、e-F@ctoryと称し、FA技術とIT技術を活用したトータルコスト削減に取り組んでいる。 今回は、福山製作所の事例を元に、ユーティリティー設備から生産設備までの生産性向上、省エネ、予防保全、コスト削減への展開事例を、考え方から管理方法について紹介する。 |
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| 15:35~15:45 | 休憩 |
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| 15:45~16:45 | 講演「資源循環から見た今後のものづくりの方向性」 |
| 梅田 靖(東京大大学院) |
| 近年、資源の効率的活用と競争力向上を両立する「循環経済」という考え方がEU発で提唱され、IoTなどの技術とも相俟って、リマニュファクチャリング、サービス化などの特徴とした資源循環の新しいステージが始まろうとしている。 本講演では、資源の循環という視点から今後のものづくりの方法性を議論し、そこに必要な製品ライフサイクルのシステム構築のための考え方としてライフサイクル設計を紹介する。 |
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| 16:45~17:00 | 総合討論 |
6.定員: 120名
7.参加費: 会員2,000円、非会員3,000円(消費税込)
*当日受付でお支払い下さい
*但し、第156回制御技術部会参加者は会員扱いとなります
8.参加申込: シンポジウムへ参加される方は、事前にE-mailで氏名・会員番号(非会員の方は不要)・勤務先・所属・住所・ 電話番号・E-mailを明記の上、下記事務局までお申し込み下さい。なお、定員内であれば申込受付の確認の連絡は致しませんのでご了承下さい。
9.申込期限: 2016年11月9日(水)
申込・問合わせ先: (一社)日本鉄鋼協会 学術企画グループ 平沢 E-mail: hirasawa@isij.or.jp TEL.03-3669-5932 |
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