圧延、鍛造などの塑性加工プロセスでは、接触界面で生じている摩擦、摩耗等の現象が製品の表面品質や生産性に対して大きな影響を及ぼします.また、加工方法や使用温度によって潤滑挙動は異なるため、目的に応じた潤滑剤や潤滑方法が検討されております.そのためには様々な加工条件における接触界面の現象理解が重要であることは言うまでもありません.本研究会では、塑性加工時の接触界面で生じる潤滑現象解明に関連した最近の研究動向について、様々な評価・試験手法を用いて検討された事例を中心に話題提供頂き、塑性加工潤滑技術の理解や今後の発展の一助に資することを期待しております。多数のご参加をお待ちしております。
1.開催日時: | 2016年 6月14日(火) 13:00~16:50 |
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| 2.場 所: | 機械振興会館(東京)B3-6号室 住所・電話:〒105-0011 東京都港区芝公園3-5-8 電話 (03)3434-8211(代表) 地図:HP参照 http://www.jspmi.or.jp/kaigishitsu/access.html |
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| 13:00~13:05 | 開会の挨拶 |
| トライボロジーF 主査 宇都宮 裕(大阪大学) | 13:05~14:05 | 基調講演「潤滑界面の化学的挙動について」 |
| 森 誠之(岩手大学 名誉教授) | 14:05~14:35 | 「ラマン分光法を用いた潤滑油環境下でのトライボフィルム解析」 |
| 宮島 慎(新日鉄住金) | 14:35~15:05 | 「O/Wエマルション導入油膜に及ぼす添加剤の効果」 |
| 岡田 友希(神戸製鋼所) | 15:05~15:15 | 休 憩 |
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| 15:15~15:45 | 「熱延潤滑における潤滑油挙動の解明」 |
| 松原 行宏(JFEスチール) | 15:45~16:15 | 「冷間圧延潤滑により生じるミル汚れについて」 |
| 石井 辰明(大同化学工業) | 16:15~16:45 | 「熱間圧延における炭酸カルシウムの潤滑特性」 |
| 渡邉 慎悟(協同油脂) | 16:45~16:50 | 閉会の挨拶 |
| トライボロジーF 主査 宇都宮 裕(大阪大学) |
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| 4.参 加 費: | 2,000円/人(当日受付にてお支払い下さい.但し,創形創質工学部会トライボロジーフォーラム会員および熱間圧延ロール研究会メンバーの方は無料です.なお,当日フォーラム会員に入会される方は次回から無料となります.) |
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| 5.資 料: | 当日会場にて配布します. |
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| 6.申込方法: | 参加者の氏名(日本鉄鋼協会会員番号),所属,連絡先をFAXまたはe-mailで下記にご連絡ください. |
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| 7.申込期限: | 2016年5月31日(火) |
申し込み・問い合わせ先
JFEスチール(株) スチール研究所 松原行宏
Tel:086-447-3931,Fax:086-447-3929
E-mail:yu-matsubara@jfe-steel.co.jp |
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