「先端解析・モデリングに基づく材料設計へのフィードバックII」 (鉄鋼インフォマティクス研究会、小型中性子源による鉄鋼組織解析法研究会ジョイントシンポジウム)
鉄鋼インフォマティクス研究会と小型中性子源による鉄鋼組織解析法研究会ジョイントシンポジウム第2回目として、「先端解析・モデリングに基づく材料設計へのフィードバックII」シンポジウムを開催致します。狙いは、ハイスループット材料開発に向けた材質予測の精度向上を図るために、高次元材料解析・高時分割解析を中心とした実験とそれによって得られたビッグデータの活用、新たな解析法、理論、モデリングをバランスよく進めるアプローチの現状、今後の展開に関する共通認識を持ち有機的な情報共有にあります。ご興味をお持ちいただければ、当日、会場に足をお運びくださいますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。 1. 日時:9月16日 (水)10:00-15:30、9月17日 (木)9:00-17:30 2. 場所:第170回秋季講演大会第10会場(九州大学伊都キャパス センター2号館2階2201教室) 3. プログラム: ―パート1:小型中性子源による鉄鋼組織解析法」研究会Iの進捗報告― 主査:大竹淑恵(理研) 9月16日 (水)10:00-15:30 【鉄鋼組織とインフォマティクス】座長 諸岡 聡(首都大学東京) 10:00-10:40「中性子散乱回折による鋼中の残留オーステナイトのキャラクタリゼーション」 友田 陽(物材機構) 10:40-11:20「量子ビームを用いたラインプロファイル解析の鉄鋼材への適用」佐藤成男(茨城大) 11:20-12:00「結晶塑性FEMによる非比例負荷時の弾塑性変形挙動解析」浜 孝之(京都大) 【中性子線と鉄鋼組織】座長 諸岡 聡(首都大学東京) 13:00-13:40「理研小型中性子源「RANS」について」 大竹淑恵(理研) 13:40-14:20「RANS中性子線回折による集合組織測定と塑性加工解析について」 高村正人(理研) 14:20-15:00「中性子イメージングから導けるマクロ物理量へ(鋼材塗膜下の水の動きの観察)」竹谷 篤(理研) 15:00-15:30【総合討論】座長 大竹淑恵(理研)―パート2:鉄鋼インフォマティクス研究会の進捗報告―主査:足立吉隆(鹿児島大) 9月17日 (木)9:00-17:30 【データマイニング、情報リテラシー】座長 林 邦夫(新日鐵住金) 9:00-10:00「高次元データ駆動型統計力学による応力―ひずみ曲線の予測精度と課題」 足立吉隆、定松直(鹿児島大) 【鉄鋼ゲノムの抽出】座長 森戸一茂(島根大) 10:00-11:00「マーカー法を使った単相、複相組織鋼の変形挙動解析」 東田賢二、田中將己、森川龍哉(九州大) 11:00-12:00「DIC法を使った二相ステンレス鋼の低温変形時のひずみ分布挙動」古賀紀光、行木辰弥、PHAN THI TAHNN HUYEN、梅澤 修 (横国大) 13:00-14:00「応力ひずみ曲線に及ぼす試験片形状の影響」 古君修、荒牧正俊、竹田祐二(九州大)【変形挙動モデリングとデータ同化】座長 塚田祐貴(名大) 14:00-15:00「改良型セカント法とデータ同化を用いた単相組織の応力-ひずみ曲線の逆問題的導出」 小山敏幸、塚田祐貴(名大)、河合雄一郎(名工大院生) 15:00-16:00「CPFFTによる単相組織鋼の変形挙動モデリング」定松 直(鹿児島大)、山中晃徳(東農工大)、足立吉隆(鹿児島大) 16:00-17:00「CPFFTによる複相組織鋼の変形挙動モデリング」中晃徳(東農工大)、諸岡 聡(首都大学東京)、定松 直(鹿児島大) 17:00-17:30【総合討論】座長 足立吉隆(鹿児島大)4. 参加費:無料 5. 事前申込:不要 6. シンポジウム資料:当日会場で配布 7. 問合せ先: パート1:大竹淑恵 理化学研究所 中性子ビーム技術開発チーム TEL 048-467-9625、 E-mail. yotake@riken.jp パート2:足立吉隆 鹿児島大学 大学院理工学研究科 機械工学専攻TEL 099-285-7704、 E-mail. adachi@mech.kagoshima-u.ac.jp ※シンポジウムのみに参加する場合、鉄鋼協会受付にお立ち寄りいただく必要はありませんので、直接シンポジウム会場へお越しください。 |