環境・エネルギー・社会工学部会 グリーンマテリアルフォーラムシンポジウム 「インフラ構造物の劣化と寿命」開催案内
高度経済成長期に集中的に整備された社会インフラは、今後,急速に老朽化することが見込まれており,戦略的な維持管理や補修・更新の実施が課題となっています。維持管理においては,定期的な点検が義務づけられている中,技術者の不足や人口減少という状況を迎えつつあり,より効率的な技術・手法が求められています。また,補修や更新についても経済的な課題があり,リスクを十分考慮した上での実施が重要になります。そこで本シンポジウムでは,インフラ構造物の劣化と寿命に焦点を当て,インフラ構造物の維持管理の現状や劣化評価技術等について紹介し、今後に向けて議論したいと思います。多数の方々のご参加をお待ちしております。 1. 日時:2015年 9月 17日(木) 13:00~17:00 2. 場所:第170回秋季講演大会第15会場(九州大学伊都キャンパス センター2号館3階2304教室) 3. プログラム: 13:00~13:05 開会の挨拶 グリーンマテリアルフォーラム座長 片山 英樹(物材機構) 座長:坂入 正敏(北大) 13:05~13:55 「インフラ構造物の現状及び損傷傾向と劣化状況」 杣 辰雄(橋梁調査会 九州支部) 13:55~14:45「大気腐食データおよび腐食促進試験法による大気腐食の寿命予測技術の現状と今後の課題」 ~ISO Dose Response Functionの適用性限界、大気腐食の熱力学的考察〜 藤田 栄(JFEテクノリサーチ) 14:45~15:00 休憩 座長:武藤 泉(東北大) 15:00~15:50 「超音波衝撃処理による鋼構造物の溶接継手の疲労寿命向上効果に及ぼす影響因子」 島貫 広志(新日鐵住金) 15:50~16:40「高温機器用ニッケル合金及び異材溶接継手のクリープ疲労特性と溶接構造用圧延鋼の高サイクル疲労特性の評価」 早川 正夫,田淵 正明,阿部 冨士雄,前田 芳夫(物材機構) 16:40~16:50閉会の挨拶 片山 英樹(物材機構) 4. 参加費:1,000円 5. 参加申込:事前申込不要 6. シンポジウム資料:当日会場でUSBメモリーにて配布 ※シンポジウムのみに参加する場合、鉄鋼協会受付にお立ち寄りいただく必要はありませんので、直接シンポジウム会場へお越しください 問い合わせ先: 物質・材料研究機構 材料信頼性評価ユニット 腐食解析グループ 片山 英樹(かたやま ひでき) E-mail: KATAYAMA.Hideki@nims.go.jp |