我が国のものづくりの分野は,多くの基幹技術が存在し,それぞれにおいて高い技術力を有していますが,ますます厳しさを増す国際競争を勝ち抜くためには,新たなニーズに対応可能な人材の育成や技術伝承などが必要不可欠です.革新的な研究・開発を行うには,ひとつの分野に特化した知識・技術だけでなく,新たな分野からの技術導入や異なった分野を専門とする研究者,技術者が力を合わせることが特に重要であると考えられます. 本シンポジウムでは,若手研究者・技術者の専門分野,学協会の垣根を超えた交流・ネットワークづくりを目的とし,溶接学会,日本鉄鋼協会,軽金属学会の若手組織に所属する将来の産業界を担う研究者・技術者による講演会を企画いたしました.互いの学協会でのトレンドや雰囲気を知る,知識を広げることに加え,やや研究対象は違えど同様の学問に立脚した研究・開発に従事する仲間を新たに見つける,将来の共同研究・プロジェクトのきっかけづくりの場になることを期待しております.皆様お誘い合わせの上,奮ってご参加くださいますようご案内申し上げます.
【プログラム】 | 第一部 溶接学会 司会:尾崎仁志(三重大) |
| 10:30~10:45 | 溶接学会 若手組織の紹介 溶接学会若手会員の会 運営委員長 門井浩太(広島大) |
| 10:45~11:10 | その場観察法を適用した溶接冶金現象と高温割れ感受性の評価 門井浩太(広島大) |
| 11:10~11:35 | 溶接プロセスの物理現象を考慮した加工部特性予測の高精度化 岡野成威(大阪大学) |
| 11:35~12:00 | 溶接・接合部の切欠き靭性評価に関する数値解析アプローチ 高嶋康人(大阪大) |
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| ~ 12:00~13:00 昼食・休憩 ~ |
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| 第二部 日本鉄鋼協会 司会:袴田昌高(京大) |
| 13:00~13:15 | 日本鉄鋼協会 若手組織の紹介 日本鉄鋼協会創形創質工学部会若手フォーラム 幹事代表 濱崎洋(広島大) |
| 13:15~13:40 | 金属板材の弾塑性構成則と板材成形数値シミュレーション 濱崎 洋(広島大) |
| 13:40~14:05 | 付加的せん断ひずみ層を利用した線材の強化方法 梶野智史(産業技術総合研究所) |
| 14:05~14:30 | AZ31圧延板の張出し成形性 吉田健吾(静岡大) |
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| ~ 14:30~14:40 休憩 ~ |
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| 第三部 軽金属学会 司会:安藤 誠((株)UACJ) |
| 14:40~14:55 | 軽金属学会 若手組織の紹介 軽金属学会若手の会 世話人代表 西田進一(群馬大) |
| 14:55~15:20 | 薄板連続鋳造と塑性加工 西田進一(群馬大) |
| 15:20~15:45 | 時効析出現象を原子レベルで制御した軽金属材料の高機能化 芹澤 愛(芝浦工業大) |
| 15:45~16:10 | 1000系アルミニウム合金の延性挙動 中西英貴((株)UACJ) |
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| 16:20~18:20 | 懇親会 |
【参加料】 | 会 員:3,000円, 非会員:5,000円 (いずれも消費税込) ※ テキスト代は含みます.昼食代は含みません. ※ 溶接学会,日本鉄鋼協会,軽金属学会のいずれかの個人会員,勤務先が賛助員の場合は会員扱いとします. ※ 当日受付時に現金にてお支払いください. |
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| 【定 員】 | 100名(申込み先着順で締め切らせていただきます) |
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| 【懇親会】 | 参加料:3,000円(消費税込.受付時に講演会参加料と合わせてお支払いください) 講演会終了後同一会場で懇親会を開催します. |
【申込・問合せ先】 | 「金属材料加工シンポジウム参加申込」を明記の上,氏名,所属,連絡先,懇親会の参加の有無をご記入いただき下記宛にお申込みください.
〒739-8527東広島市鏡山1-4-1 広島大学大学院工学研究院 濱崎 洋 宛 E-mail:hamahiro@hiroshima-u.ac.jp TEL:082-424-7540 |
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